第十六回書き出し祭り タイトル感想
青戸部ラン
第四会場
第十六回書き出し祭り 第四会場のタイトル感想です。
私の大好きなついったランドの情報では、どうやら提出締切当日に提出した方が第三会場になっているということです。……ということはですよ? この会場にはリザーバーの方の他に、当日まで練りに練られた作品が多いのではないかと予想しています。
それでは、以下に第四会場のタイトル感想を続けます。あくまでも第一印象ですので、あしからず……。
なおあらすじ感想については、ご希望の方に九月十日以降に追記予定です。
ご希望の方や、「タイトル感想も不要です」という方は、お気軽に私のマシュマロ(→プロフィールに記載)にご連絡ください。不要の場合消しますので)
(なんで第四からなのかって? 天邪鬼なんです、へへ)
↓↓↓以下、第四会場タイトル感想です。
『4-01 妖精シャン・デ・リディアと四人の守護者』
あ、かわいい。
この妖精さんが四人の個性的な守護者様たちとの関わりの中で、時にトラブルに巻き込まれながら成長していく物語かな、と予想。個人的にはアンジェ〇ークを思い出してしまう、気になる作品の一つです。(私は闇の守護聖様が好きでした)
『4-02 軽音楽部エース×××事件』
学園ものでしょうか。ラブコメの香りもしますが、素直に「事件」を受け取ればミステリーかな。
ライトな雰囲気な一方で、何が隠されているのかがわからないミステリアスさを感じる魅力的なタイトルだと感じます。
『4-03 婿養子先はド田舎でした ~都会っ子伯爵子息の、婚約者が居るから頑張れる畜農奮闘~』
はい、幸せ確定。伯爵子息くんおめでとうございます! ほのぼのスローライフですね。
畜農ってあまり聞かない言葉ですが、きっと酪農と畜産をどちらも行っているという意味だと想像しました。(酪農=乳製品、畜産=肉、皮革など)都会っ子には衝撃的でしょうね。
こちら、タイトルでおおよそのお話の内容が想像できます。ウェブ向けに書き慣れていらっしゃる方かしら、という印象です。
《あらすじ感想 9/12追記》
下心もりもりの主人公でした。勝手にピュアボーイを想像していました。
上記、タイトル感想でも申し上げたのですが、作品内で何が描かれるのかがはっきりわかるタイトルでした。あらすじではそのイメージにさらに肉付けされ、世界観と作者様が書きたい内容がよりくっきりとしたように感じます。
その上で、杞憂かもしれませんが伯爵と男爵では少し差が有りすぎではないかということが気になりました。あと「先天スキル」とは?? スキル名が『不発』ということで良いのでしょうか。本文で明らかになるのでしょうが、どんなスキルなのか気になりますね。
(こちら、ある相互様っぽい文体だなと感じております。いかがでしょうか……)
≪本文感想 9/21追記≫
「ほらね、期待通り!」で嬉しくなっちゃう作品でした。タイトルでもあらすじでもしっかり作品の軸が説明されているので、安心して読み始められますよね。タイトル感想でも触れましたが、ウェブ向けに書かれた作品だなという印象です。
主人公の語る男爵領の描写が、牧歌的というよりは賑やかな田舎だったのも好印象でした。とはいえまさかこのシーンが始まるとは思いませんでした。インパクト大な引きです。
それにきっとこれからヒロインと気持ちを通わせる場面も増えるのでしょうね。恋愛パートへの助走としても素晴らしい書き出しだと思いました。なぜなら私はたとえそれが動物のものであっても生死に直結するシーンでの行動は、その人の本心なんだろうなと思っているからです。そのためこのあとのシーンで主人公やヒロインがどういう行動を取るのかが楽しみで仕方ありません。
あらすじ感想で疑問に思っていた「先天スキル」の「不発」というのは、持っているけれど発動しないという意味だったのですね(失礼しました)。どんなスキルを持っているのでしょうか。それが今後のカギになってくるのでしょうか。そんな期待も持ちながら読みたい作品だなと思います。
主人公は真面目な努力家なんでしょうね。どうか幸せになって。とても面白かったです! ありがとうございました!
『4-04 新しい扉を開いたら』
前向きなタイトルだと感じました。「開いたら」で終わっているので、その後に何が起こるのか期待が高まります。
現代が舞台で主人公が新たなスタートを切るのか、それともファンタジーで転生とかかな。どのジャンルのお話なのでしょうね。
『4-05 君が歌う、僕の詩。』
「君」と「僕」で青春ドラマが始まっているタイトルだと思いました。静かで美しい物語が、ゆっくりと、でもしっかりと紡がれていく印象です。こういうセンスがうらやましい。
音楽関係の話かなと思いますが、詩吟とかだったらびっくりします。
『4-06 Heaven's GRAVITY』
SFかなぁ……仮想現実的な? いや、それともファンタジー?
うーん……、直訳もしてみましたが私の想像力の限界でした! 作者様、あらすじ公開楽しみにしています!
《あらすじ感想 9/14追記》
作者様の描く世界観が強く迫ってくるあらすじだと感じました。
まるで鏡に映されたような世界の構造。地に足ついたリアリストの叶多、そして不思議な少女遥。二分された世界、対照的な登場人物が「天国が落下」することによって混ざり合ってしまうのでしょうか。そして最後の遥のものと思われる台詞。意味深な「お帰り」はどういう意味なのでしょう。
これからの展開で世界の変化を背景にしながら、同時に二人の交流が描かれるのかもしれないと予想しています。遥と叶多って会話が噛み合わなさそうですよね(笑) 本文公開も楽しみにしております!
《本文感想 9/26追記》
遥がエネルギッシュでドジっ子で、でも向こうでは特別任務を任されるほどのエリートというギャップの持ち主で、とても魅力的な女の子でした。かわいい!
一方、叶多は想像以上に後ろ向きな性格でしたね……。何が彼をそこまで頑なにさせるのでしょうか。天国を信じたくない理由が何かあるのだろうなということを匂わせているので、今後の展開の中で明らかになるのでしょうね。そういった部分も次話への引きとして上手く作用していて、とても勉強になるなと思いました。
また、あらすじ段階では圧倒されるように感じた世界観ですが、動画だったりワイドショーの一部として世界観の説明がなされると一気に読者側との距離が近づきますね。主人公の周りの身近な出来事として理解できるようになるからでしょうか。世界観の理解に繋がり、とても読みやすかったです。
噛み合っているような、微妙にズレているような会話もスムーズかつ楽しくて読みやすい部分でした。二人の関係の変化も気になる要素です。
素敵な作品をありがとうございました。
『4-07 もしもわたしがあなたなら ~If AI were YU~』
これはきっと「アイ」であり「I」であり「AI」なんですよね? そして多分「愛」のある話~!
そうなってくると、SFっぽくもあり、ちょいとホラー味も感じられるタイトルですね(ジャンル名がわからない)。
『4-08 宇宙戦艦アンタレス 反撃の狼煙』
うひゃ、かっこいい! スペースオペラ的な作品でしょうか。タイトルの印象では宇宙が舞台で艦隊戦もありの壮大な冒険物語ですね。ちなみに私はさそり座なので、アンタレスにはだいぶ親近感を持っております。
『4-09 ノベルデュエル・ブリーダーズ2』
ノベルでデュエルする人たちを育てる側の視点で書かれたお話でしょうか。(こいつがトップブリーダー(編集の偉い人)……)とか「くらえ! 『トジル』だ!!」 「くっ……ここの「オレ」には、譲れない理由(ワケ)があるんだ!」とかあるってことでしょうか?
加えて末尾「2」の意味を考えておりました。あらすじを楽しみにしております。
『4-10 山祇様の今日の無茶振り』
「山祇」が読めずに調べました。「ヤマツミ」と読み、山の霊とか神様という意味なんですね。山の神様というだけで抗えない魅力があります。あらすじ、本文公開期待しております!
『4-11 旅に出た。世界を巡った。君より素敵な人はいなかった。』
あ、愛~!! これは愛の話だ!(断定)
そしてそこはかとない傷心の香りがします! どうしよう、元気な時に読まないとめそめそしてしまうかも。
『4-12 和戸ミコトの不思議な事件簿』
タイトルそのままに読み取ればミステリー作品でしょうか。4-02の『軽音部~』よりも児童文学よりな雰囲気を感じます。「不思議な」とあるので、あやかし系もワンチャンあるかなと期待しております。
『4-13 絶対喪失記憶ンジャーになりたくないんですが!?』
コメディですね(笑) タイトルから面白いです!
記憶喪失の「喪失」と「記憶」をひっくり返したのは語呂の問題か、それとも隠された意味があるのか。あらすじ待ってます!
『4-14 竜操令嬢アルメリア〜小悪党令嬢とドラゴンレース〜』
「竜操令嬢」の単語の持つパワーがすごい! 小悪党令嬢が竜操令嬢アルメリアを指すのか、それ以外の登場人物なのかが知りたいなと思いました。ドラゴンを華麗に操るシーンあるかな? わくわくです。
『4-15 最弱ステータスの武器使い ~装備の力で最強……ではないが、とりあえず頑張ります~』
最強……じゃないんかいっ!? と私の中の誰かがツッコミましたね。そして謙虚な(というか自信のない)主人公の姿が浮かびます。頑張ろう、応援するから……そんな気持ちにさせてくれるタイトルでした。
『4-16 花旦秘華物語 ~後宮で国一番の女優を目指します~』
「花旦」調べました。京劇で「活発な若い女役」って意味なんですね。と、ここで悩んだのは主人公のイメージですね。「女優」とあるから女の子なはずなのですが、京劇の歴史からしたら役者は男子。としたら、男装していたけど後宮に入ることになり……みたいな?
正座してあらすじ待ちます。
『4-17 癒しの力を使えない聖女ですが、ガチヲタゆえ【漫画スキル】で奮闘しますぞッ!』
ふむ、なるほど。これは聖女様の大逆転が見られる話と予想しますぞ! 「漫画スキル」の詳細が楽しみですなッ!! フヒヒっ。
『4-18 蛇婚姻譚-hebinoharakara-』
メインタイトルだけだと異種婚のお話なのかなと思いましたが、サブタイトルを読んで「ほほう……?」となっております。これはあらすじ待ちで……。
『4-19 仕様です!〜魔具師は今日も咆える〜』
「仕様です!」という叫びが、魔具師さんの作る魔具に対するクレーム(?)に対するものなのかなと予想。咆えてますからね。
『4-20 闘京デスティニーランド』
ア……セ、セーフ! という第一印象でした。ディストピア作品でしょうか。暴力による支配と閉鎖性を感じるタイトルですね。
『4-21 化け猫お兄さん、修道女に恋をする。』
和洋折衷な印象を受けるタイトルでした。化け猫=和風、修道=洋風のイメージがあるので。そしてこれはピュア。純情化け猫お兄さんじゃないですかね、どうでしょう作者様?
『4-22 「私、勇者のお嫁さんになる!」と言って王都に向かった幼馴染が帰ってきた』
ラブコメの香りですね。幼馴染がつよつよになって帰って来るのか、それとも……みたいな妄想が広がりますね。
『4-23 魔法が使えない俺は異世界で最強を目指すができるのか!?』
タイトルから「魔法ありきの世界に転移した主人公の話かな?」と読みました。
魔法が使えない最弱として冷遇される状況からの逆転ストーリーかな。
『4-24 俺はラブコメを信じない』
信じないだけで、きっと周りは色々仕掛けているはず……。一生懸命なヒロインちゃんが可愛いお話なのではないでしょうか! あらすじ楽しみです!
『4-25 あなたを呪いたかったんじゃないの』
お、おお……。なにやら物騒ですね。本当は誰を……? が、あらすじで明らかになるでしょうか。タイトルだけではダークな雰囲気を感じます。インパクトの強さは会場内で抜きん出てるなと思いました。
というわけで、第四会場のタイトル感想でした。
冒頭にも記載の通り、タイトル感想がご不要の方や、今後公開のあらすじ感想をご希望の方(基本的に↑のような感想になります)はマシュマロにご連絡ください。
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