2023年8月8日 お礼と改題とレビューコメントを載せてみる
【お礼】
昨日は「津多ノート」にコメントを頂きました。ありがとうございます。
そうですか、ウイルス系のゾンビは腐ってるんじゃなかったんですね。
ファンタジーゾンビは、そもそも骨だけで動き出す世界ですから、まあ、筋肉などどうでもいいんでしょうね。
【改題】
昨日は「月、燃ゆ」のサブタイトル(各話タイトル)を一部変更して、旧:三に少しだけ加筆してみましたよ。
【レビューコメントを載せてみる】
人の業が蠢く重厚な岩塩……、岩塩てなんだよ、学園だよ。
重厚な学園ミステリーを完結まで読んで、レビューコメントを書いてみました。
<構成>
*作品タイトル/作者名(敬称略)*
「レビュータイトル」
コメントレビュー本文
投稿日
作品URL
※なんか特記事項あったら※
*月波見学園事件録-七不思議の呪殺-/真名鶴*
「しとしとと雨は降り続き、やがて人の業が浮かび上がる」
どの学校にでもあるかも知れない七不思議。
しかし、全寮制の月波見学園のものは一風変わったものだった。
――七不思議を調べれば呪われ、七つ目を知れば、死ぬ。
月波見学園の生徒、佐々木実鷹(ささき・さねたか)は、過去のある事件からその呪いを信じていたが、けれど、それは姫烏頭蒼雪(ひめうず・そうせつ)との出会いによって徐々に崩れていくのだった。
果たして七不思議とはなんなのか、竹村竣はなぜ死んだのか。
最後まで見届ける頃には、この学園を取り巻く人の業を間近に目撃していることだろう。
さて、学園ミステリーである本作。
物語はある雨の日、竹村竣が階段の下で死んでいたことから動き出します。
そこから七不思議とはなんなのか、死の真相はなんであるのか、雰囲気のある重厚な文章で、徐々に詳らかにされていその様は、実鷹の心情描写も相まって、読者は自然と先を、もっと先をと事件の真相を知るべく読み進めたくなると思います。
また、作中では能がキーワードになっており、蒼雪が語る能の話を知っている、知らなければ調べると、いっそう推理を楽しめるはずです。
是非、登場人物たちと一緒になって、ペンとメモ用紙を相棒に、この七不思議の謎を解き明かしてみてください。
たとえ自分の予想が外れたとしてもいいのです。
推理をする行為そのものが楽しいのですから。
2023年8月7日
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