2023年6月29日 20万文字超えとデータの見せ方
【20万文字超え】
昨日の更新でこの雑記「津多ノート」も200,001文字になっておりました。
お付き合い頂いている皆様に感謝です。
【データの見せ方】
発信者に都合のいいデータの見せ方というのは、数字を変えずにグラフを細工すればいいというのは最近の常識になりつつあるかも知れないと思いつつ、でも小説だとグラフは見せられないので数字だけの場合はどうするかと検討してみると、やはり平均と分布の差を使うのがいいのかなと思ったり思わなかったりしてました。
例えば昨日のニュースで日本人個人の現金預金の総額は約1100兆円というのがありました。これを日本の人口約1.25億人で割ると……、なんだこの桁数。私にくれ!
気を取り直して、1,100,000,000,000,000円÷125,000,000人=8,800,000円。なんだこの金額。私にくれ(2回目)
平均では1人当たり880万円の現預金があるという計算になって、別に貧しくはないよね、っていう話になるんですけども、一方で生活保護受給者は約204万人もいるし、若い人で880万円の現預金を保持している人って、かなりレアポップだと思われる。
もう一つ、別の資料。そうそう、同じような調査でも調査した機関やら対象者によって結構数字にばらつきが出たりするものなので、発信者にとって有利なデータを使うのもよくある話ですね。
はい、別の資料として、京葉銀行のホームページで公開されている2022年12月のコラム「みんなの貯金額はいくら?気になる年代別の貯蓄額を公開!」を見てみます。年代別の貯蓄額のデータを見る事が出来ます。
880万円に近い数字だと40代かな。平均貯蓄額は単身世帯で818万円、二人以上世帯で916万円。そして、データを1個ずつ並べて、真ん中を取ったときの中央値は、単身世帯が92万円、二人以上世帯が300万円。この平均と中央値の差は、割合として貯蓄額が多い人が少なくて、少ない人が多い傾向にあることを表しています。
なので、40代の貯蓄額は日本人の平均だと主張したい人は、やはり平均額を使うだろうし、やっと暮らしている人が多いと主張したい人は中央値を使うだろうし。
ところで創作に使えるかも知れないと検討してみたんですけど、これ、どんなケースで使えるんだ? ミステリーとか、陰謀論を暴く系?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます