2022年11月19日 紫黒の乙女のこととレビューコメントを載せてみるその15

【紫黒の乙女のこと1】

 拙作「紫黒の乙女」の追加エピソードの件ですが、昨日までで8400文字くらい書けました。一先ずの目標18000文字まで残すところ約1万文字ですな。土日に頑張りたい。


【紫黒の乙女のこと2】

 いい感じの文言が思い付いたので、こっそりキャッチコピーをいい感じに変えてみました。

 (変更前)ケモノを滅せよ、紫黒の乙女

 (変更後)その翅は、ケモノを喰らう


 それから、あとがき&プロット(?)のQ&Aに7番目の項目、なぜアルマの瞳をスモーキークオーツと表現したのかを追加してあります。

 が! Google先生に「スモーキークオーツ 石言葉」で聞いてみてね、っていう結論なのでそれで検索すれば、あとがき&プロットを読まなくても大丈夫(笑)

 ちなみに師匠のジルケもスモーキークオーツの瞳です。


【レビューコメントを載せてみるその15】

 しばらく複数件、転記していたレビューコメントも今回で一応最後。次回からは何か書いたときに随時、転記していきます。

 今回は浮世草子「源十郎隠奇譚」以外の2件が先日の他人様のレビュー練習企画に参加したものでした。とは言っても、きっかけはどうあれ好きに読んで好きに書いたものに違いはありませんが。



<構成>

*作品タイトル/作者名(敬称略)*

「レビュータイトル」

コメントレビュー本文

投稿日

作品URL

※なんか特記事項あったら※



*女剣聖に生まれ変わっても公爵令嬢の幸せを望む ~白銀女剣聖の英雄譚と鉄血戦記~/アリステリア @女主人公異世界小説執筆中*

「大切な人を守るため、過去とは違う今を懸命に生きる少女の物語」

 コメント作成時の最新話である第36話祝賀パーティーⅡまで拝読しました。


 公爵令嬢アンジェリーナの護衛騎士クレアは、皇帝派の差し向けた刺客によって、護衛対象諸共に暗殺される非業な死を遂げる。

 或る日、クレアの意識は10年前のフレイヤに乗り移る。彼女はアンジェリーナを救いたい一心で稽古に励むのだが――。


 剣と魔法の世界で運命あらがう貴族の少女の成長を、優雅に、和やかに、そして緊張感を漂わせながら描いている作品です。

 前世では知り得なかった秘密も、そして変化も徐々に明らかになり、どのような結末を迎えるのか楽しみです。

2022年10月31日

https://kakuyomu.jp/works/16816927863069774684



*浮世草子「源十郎隠奇譚」/歩*

「時代の風情を醸し出す文章といかにもな展開にわくわくする作品」

 話はいずことも知れぬ港町、鬼とまで渾名される大男の坂田 源十郎と、美貌の若侍・鷹山 要が安からぬ風で酒を酌み交わせば、酒の肴は近頃市中を騒がす通り悪魔の件。

 渋々調査を引き受けた源十郎の前に現れたるは鬼か悪魔か、果たして――


 鬼のような恐ろしい風貌だが、心根が優しく子供に滅法甘い浪人・源十郎が切った張ったの立ち回りで悪人を懲らしめる、勧善懲悪のチャンバラ時代劇です。

 文章も作品に合わせて調えられており、実に風情を感じられる良い作品でした。


 いかにもな悪人を見出し、集団を相手に乗り込み大立ち回り、そして最後に秘密も明かしつつスカッと成敗する、そんな時代劇好きな人は是非読んでみてください。

2022年11月4日

https://kakuyomu.jp/works/16817330648515261241



*デイドリーマーズ/貴葵*

「無色にして多彩な世界を描き出すその筆は軽妙洒脱」

 第2章完結でひとまずの区切りということでそこまで拝読した内容です。


 或る日SNSに投稿された1枚の怪写真がネットをざわつかせる中で、パリの学生街カルチェ・ラタンから始まる物語。

 オッドアイ、重度の乗り物酔い、イケメン、そして色弱。そんなプロのアナログカメラマンであるマコトのもとに、押しかけ女房のように通い詰める自称弟子の可愛らしい女性・アーティ。彼女もまた色の視え方が他の人と異なるテトラクラマシーの持主であった。

 そこに狸の如きデブ猫のタマキを加えた日常、更には題名ともなっているデイドリーマーズと呼ばれる不可視の異形を描いた第1章、そして第2章では舞台をドイツ・リューゲン島のビンツに移し、徐々に明らかにされていくデイドリーマーズ、マコト、そしてデイドリーマーズ討伐を使命とするヴィジブル・コンダクターの正体。

果たして彼らは人類の敵か味方か――



 カルチェ・ラタン、それからビンツの場面に合った軽妙洒脱さ、アクションシーンでは緊迫感のある文章で描き出し、そこに登場する人物たちはまるで実在するかのように生き生きとそこに在る。

 マコトとアーティの関係は進展するのか、そしてデイドリーマーズ、ヴィジブル・コンダクター、マコト、タマキの正体が気になるところだが、第3章、そしてその先の結末をあれやこれやと妄想しながら待ち望みたい。

2022年11月5日

https://kakuyomu.jp/works/16817139556547172219

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