5 破滅への道
哲也は、今日現首相の長手友広と会議をしていた。
「首相、今日は何の用ですか?」
「哲也君…これなのだが…」
「何ですか、これ?」
「自衛隊、いや軍部からの要求の手紙だよ。」
早速、彼は読んだ。『拝啓、上山哲也様。梅雨が明け、仕事が大変な時期になりましたが
ご元気でしょうか。さて、今度の戦争の件ですが、対戦国は西洋の国々との方針を固めました。上山様には、国民に節約と治安の維持。反発勢力の抑制をお願いします。なお、無事、何事も起こらず終戦しましたら、例のものをお渡しするので協力をお願いします。軍部より。』
「首相、本当に宜しいのですか?もう戻るこのできないとこまで来ていますよ。」
「…金、金、金さえあれば……」
「首相…」このとき哲也はまた過去を無意識に思い出していた。・・・賄賂があった過去を・・・・。
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