【あら感】3-17 皇后筆頭候補(代理) は、“粛正皇帝”の最愛を求めない。

●作品名:3-17 皇后筆頭候補(代理) は、“粛正皇帝”の最愛を求めない。

 (2)「惜しい!」ポイント:要



【タイトル・あらすじのみを見ての感想をお届けしております】



(1)所感

  なるほど。

 『粛正皇帝』と主人公・リーザはギブアンドテイクな関係性で進むんですね、このお話。

 つまり頭いい系主人公がザマァする異世界ファンタジー。

 『最愛』って書いていながら、敢えて皇帝とのラブには振らないテイストの作品だとお見受けしました。

 ぜったいに合ってる! 自信ある!! (ドヤァ✨


 必ずすべての嫌がらせに打ち勝ち周りを軒並みザマァするだろうというお約束への安心感が漂っていますね。

 このお陰で本文がストレス展開に突入しても大丈夫というアドバンテージがもう見える!


 リーザの思惑はあらすじでは明かされていませんが、きっと本文で明かされるでしょう!

 私としては、実はその思惑こそが未来の皇后を守る事、もしくはそれに付随する何かにあると思いたい!

 本文、楽しみです!



(2)「惜しい!」ポイント

 『粛正皇帝』の粛正という強いパーソナリティーが、活かしきれていないのが惜しい!


 いやぁ、せっかくのパワーワードなのだし、会話文で『令嬢』を「むし」と呼ぶ辺りからも『粛正皇帝』っぽい感じが匂っていて、あらすじで隠す気があるようには見えない。

 ならば、せっかくだから上手く使わないと損かな、と。


 例えばあらすじ冒頭で「すぐに粛正したがる皇帝」的な紹介をして、ビンタをしたあとでダンスを申しこまれて、思惑達成不可能と落胆するどころか「粛正される?!」って一瞬ヒヤッとするとか、物語の起伏に使いつつ人物の人柄にもスポットを当てられれば、一層盛り上がるあらすじになるかなと思いました。

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