異世界運び屋
由良戯
運び屋-風猫-手紙を運びます
カランッと鳴る風鈴の音と共に現れる運び屋-風猫-開店です。
自分は運び屋をやってる者だ
「なぁ
「なんですか?店長」
「暇だからさー、ゴーレム作りに行かねー?」
「嫌ですよ、土臭くなるので…というか、第一金無いですし。」
このスカした返しをしやがるのはうちの店員の千夜だ。千夜なんて名前してるが男だ。
黒髪に切れ長の目、スタイルも良く身長も170後半はある。
対して俺は、砂色の髪に糸目、スタイルは良いが身長が172と少々物足りない。
羨ましい。
しょーがない。今日も寝て過ごすかねぇ…。にしても、春ってのはなんでこうも眠たくなるのかねぇ…
「ふぁぁぁぁぁ…」
「欠伸なんて珍しくも無い。どうしたんです?」
思わず欠伸が出てしまった…。
後、千夜珍しくも無いとはどういう意味だ?
普段から、サボってるみたいな言い方しやがって…これは誤解を解かねばならない…。
そう思い背中を預けてた椅子から席をはずそうとしたら…来店を告げるベルが鳴った。
「すみません。なんでも、はこんでくれると、きいてきました。」
小さなお客が来店したみたいだ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます