第27話 コメどころだけど、ラーメン天国

 新潟は、らーめんだけでなく、ケーキなどのスィーツ店や、美味しいパン屋さんが多いのです。これらの原料は小麦ですよね。


 一説によると、戦後の食糧しょくりょう窮乏期きゅうぼうきにアメリカから大量の小麦が日本のために輸入されました。


 しかし、戦時中、戦後の記録によると新潟県では都市住民より圧倒的に農村住民が多く、食糧不足となった人は比較的に少ないようです。

 戦時中は、学童疎開を積極的に受け入れ、長野県が1番多かったらしいですが、上位3位くらいの受け入れ数だったそうです。

 都内の図書館に、新潟県に学童疎開した児童の記録が残っているのですが、食糧は不足していなかったという証言があるそうです。


 ではなぜ、らーめん大国になったかというと、食糧不足県は主食用としてパンとして使われました。

 京都府がパン消費量がトップになっているのは、その時に京都府民がコメ食からパン食に転換してしまったと言われています。


 新潟県ではコメは3食の食事でも可能でしたが、小麦を使えといわれ、昼食用の麺類として使うことが考られたといわれています。

 昼食の外食にらーめん、うどんという習慣がこのころに生まれたそうです。山形県も同様とのこと。


 さて、新潟のパンですが、いろいろ有名パン店をまわってみると、他の地域と違って「ハード系」のパン、いわゆる固いパンが好まれているようです。

 ふだん白米を食べているからでしょうか?この傾向はなぜでしょうか。


 前に、スーパーのお寿司が美味しい話を書きましたが、

 大きなスーパーには、ベーカリーのコーナーがあり、総菜パンなど安く買えます。

 たぶん、大手チェーンよりお手軽、安いかもしれません。お値段も安く種類もたくさんあります。

 とんかつサンドなど美味しそうで、ついついたくさん買いそうになります。


 先日紹介したウオロクのライバルは「原信」というスーパー

 新潟駅から一番近いのは


 原信 南万代店(新潟市中央区幸西1-1-37)


 今は、お彼岸の「おはぎ」が一押しだそうです。

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