第22話 茜先輩とカラオケ
今朝起きると、スマホに一通の通知が入っていた。
それは、茜先輩からだった。
「今日千尋君は予定空いてる?」
僕は今日何も予定が入っていなかったので「空いてるよ」と答えた。
すると「今日カラオケ行かない?」とお誘いが来た。
僕は行くことにした。
「うん。行くー」
「今日の昼一時からでいい?」
「うん」
そして、僕は午前中の間に学校の課題をやった。
僕は昼食を済ませてから茜先輩との集合場所に行った。
「茜先輩、今日は何人でカラオケする予定なの?」
「私と千尋君二人きりだよ」
「そうなんだ」
「私、予約してきたからすぐに入れるよ」
「ありがとう」
そうして僕たちはお店の中に入って受付を済ませてから、カラオケの部屋に行った。
今日の部屋は、普通のの部屋の大きさだったが、二人だと十分な広さだった。
茜先輩はすぐに部屋の片隅に荷物を置いてから、すぐにリモコンで曲を予約して、歌い始めていた。
茜先輩の歌声はとても良かった。
そして茜先輩は歌い終わり、採点画面に移った。
「94.499点」
茜先輩はその表示が出た瞬間に僕とハイタッチをした。
「私、94点以上取ったことがないんだ」
「良かったね」
僕はそう言って茜先輩を抱きしめた。茜先輩はうれしそうにしていた。
そして、僕も一曲歌った。
そして、採点では茜先輩のようにいい点は出なかったが「88.165点」を出すことできた。
そこで、僕たちは一度飲み物を取ってくることにした。
そして部屋を出て、ドリンクバーで飲み物を取った。
また、ソフトクリームバーも含まれていたので、僕たちはソフトクリームも取りに行った。
僕たちは部屋に戻ると、順番に歌を歌った。
そしてね一時間ほどすると、僕たちはフライドポテトを、注文用タブレットで注文した。
そして、僕たちが二人で歌い終わり、採点画面を見てみたら、店員さんがフライドポテトを持って来てくれた。
そのフライドポテトは600円するので、とてもボリューミーだった。
「茜先輩、結構入っているね」
「うん、ここのポテト量が多いだけじゃなくてとてもおいしいよ」
「食べてみてもいい?」
「もちろん」
僕は長いポテトを一本だけ食べてみた。
すると、そのポテトはとても美味しかった。僕はこの量でこの価格だとお得だと感じた。
そして、そのポテトを食べながら僕たちは雑談をした。
「茜先輩はカラオケどのくらい行くの?」
「私はたまに行ってるくらいだよ」
「そうなんだ。あと、茜先輩は誰と行くの?」
「あんまりほかの人といったことがないんだ~」
「ということは1人で行ってるの?」
「うん」
「寂しくないの?」
「寂しくはないけど、やっぱりほかの人と行ったほうが楽しいよ」
「そうなんだ~ やっぱりみんなで行った方が楽しいよね」
「だから、これから私のカラオケに付き合ってくれる?」
「僕は喜んで一緒にカラオケ行くよ」
「ありがとう。あと、千尋君はどのくらいカラオケ行くの?」
「僕は年に一回も行かないくらいだな~ それに、1人で行ったことないし」
「そうだったんだ」
「でも、茜先輩と今日カラオケ行けて楽しいよ」
「ありがとう」
気が付くと、フライドポテトも半分ほどになっていた。
「僕歌ってもいい?」
「もちろん」
そして、僕は最近有名な歌を歌った。
僕的にはうまく歌うことができたと思ったが、人数が多いので僕の順位は12699位だった。
そして、次は茜先輩の番だった。
茜先輩は演歌を歌った。ちなみに、茜先輩はとても上手に歌っていた。
そして、採点は「97.162点」だった。
「茜先輩すごいね~」
僕がそういうと茜先輩はとても喜んでいた。
そして、今度僕は有名ではない曲を歌った。
すると、採点は「81.003点」だったが、順位は全国2位となった。
僕はあんまり有名な曲でなくても全国2位を取ることはうれしかった。
そして、もう少し茜先輩とカラオケを楽しんでいると、インターホンが鳴った。
「そろそろお時間です」
「ありがとうございます」
僕はそういってインターホンを戻して茜先輩にもうすぐ時間だということを伝えた。
「千尋君、ありがとう」
僕たちは帰る準備をして、部屋から出た。
そして、茜先輩がお会計をしてくれた。
そして、店から出ると、僕は茜先輩にお金を支払った。
「今日僕、いくら払った方がいい?」
「今日は1000円払ってほしいな~」
そして、僕は財布の中にあった1000円札を茜先輩に渡した。
「今日はありがとう」
僕がそういうと、茜先輩は「こちらこそ今日はありがとう」と言った。
そして、今日はここで現地解散となった。
そして、家に帰ると、茜先輩からラインが来ていた。
「今日は楽しかったね」
「うん」
「今度の日曜日空いてる?」
「うん、一日中空いてるよ」
「それじゃあここのプールに行かない?」
僕は、そのメッセージに貼ってあったURLのページを見た。
そこは少し遠いが、大きめのレジャープールだった。
僕は行きたいと思った。
「行くよ」
「じゃあ日曜日の午前9時に駅に集合ね」
「ありがとう」
そうして僕は楽しみができた。
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