第4話 <性描写あり>茜先輩の家

 今日は土曜日だが学校の前に行った。

 学校の前に着くと茜先輩が待っていた。また、茜先輩は制服姿だった。

「おはようございます」

「千尋君おはよう」

「今日はありがとうございます」

「それじゃー私の後ついてきて」

僕は茜先輩の後ろを自転車で着いていった。

 自転車を30分ほどこぐと、茜先輩はあるアパートの前で止まった。

「この建物だよ」

「はい」

 僕はそのあとも茜先輩の指示に従って茜先輩の家に入った。

茜先輩の家の中は、一人で住んでいそうだった。

 そして、僕は奥の左側の部屋に案内された。

その部屋の中にたたまれている茜先輩の制服があった。

「ここの部屋で着替えたら、右側の部屋に呼びに来てね」

「はい」

 すると茜先輩は部屋を出て行った。

僕は結構緊張したが、10分ほどで茜先輩の制服を着ることができた。

サイズは大き目だった。

そして、鏡を見てみると、とても似合っていた。

 僕は茜先輩のいる右側の部屋に行った。

「茜先輩、ありがとうございます」

「千尋君、似合っているよ」

「あと、茜先輩が着ている制服は誰のですか?」

「どっちも私のだよ。高校に入ってから背が伸びて今千尋君が着ている制服のサイズが合わなくなっちゃって買い換えたんだ。あと、もしよかったらその制服あげるよ」

「今は別に大丈夫です」

「そっか~また千尋君の気が向いたらあげるよ」

「ありがとうございます」

「あと、ほかの悩み事とかがあったら聞いてあげるよ」

「ありがとうございます」

 そうして、僕は茜先輩にそのほかの悩み事を話した。

 一時間ほど相談に乗ってもらうと、僕の心はだいぶ楽になった。

「今日はありがとうございます」

「どういたしまして」

「あと、1人暮らしですか?」

「うん、1人暮らしだよ」

僕は茜先輩が一人暮らしをしていることはすごいと思った。

「一人暮らしをしているのすごいです」

「でも、千尋君もそのうち一人暮らしをすることになると思うよ」

「その時は頑張ります」

「頑張ってね」

「ありがとうございます」

「あと、千尋君はいつからこの制服着てみたいと思ってたの?」

「小学校卒業したくらいからです」

「よくここまで耐えたね」

「はい」

「また着たくなったらうちに来て着てもいいよ」

「ありがとうございます」

「あと、プールに入れるようになったら頑張ろうね」

「はい」

「もう今日はこんな感じにしとく?」

「はい」

「あと、もしよかったら私と写真を撮ってくれない?」

「はい」

 僕は茜先輩と写真を撮った。

 そして僕はもともと着ていた服に着替え、茜先輩から借りていた制服はきれいにたたんで茜先輩のところに持って行った。

「こんなにきれいにたたんでくれてありがとう」

「どういたしまして」

「千尋君、1人で帰れる?」

「はい」

僕はそう言って1人で家に帰った。

そして、帰ってからはひたすら動画を見ていた。

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