見ている
誰かが見ている
私のみっともない姿を見ている
泥に塗れてくたびれた
この貧相な身体を引きずって
情けなく泣き喚きながら
この地を這いつくばって
みっともなく生きている姿を見ている
誰かが見ている
息をするたび腐る身体を
それでもなんとか抱き止めて
生きようと思う私を
誰かが見ている
見ているはず
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