幸福

PROJECT:DATE 公式

青褪める雨模様

花奏「行ってきまーす。」


父さん「いってらっしゃい。」


小さく手を振ることもせず、

手を少しばかり上げるのみ。

その行為はいつからか習慣となっていた。

それが朝の始まりだ。


父さんは今日は

午後から出社するようで、

私よりも随分ゆったりと

時間を使っているのだった。

これは浪費と言わないでおいてあげよう。

つま先で地面を鳴らし

踵から1歩を踏み出してゆく。

そうして夏祭りの気を帯びた

ストラップを踊らせ、

家を後にしたのだった。





***





花奏「おはよう。」


湊「お!おはよーうい。」


学校に着くや否や

見知った顔に声をかける。

クラスで仲良くしている子だ。

高校に入学して早半年ちょい。

もう気兼ねなく話しかけれるような子も居て

一緒に遊ぶくらいの仲にまで

なるような子もいた。

高田湊。

彼女は周りを見るのが得意で

いろいろな人に話しかけている印象がある。

ムードメーカーではある一方

過干渉なのか過保護なのか、

いい意味でおせっかいなところが

どことなく歩と

重なるような重ならないような。

ただ、重なるとしても少しだけ。

湊の方が食ってかかるように

しっかりと肩を掴んでくる。

反して歩はそっと指の爪を

摘んでくるような感覚だった。


みんなで大きな花火大会へと

足を運んだ時もそう。





°°°°°





歩「確かに、音だけでも十分だね。」


花奏「見にいった方が綺麗やで。」


歩「そうかもね。」


花奏「行かへんの?」


歩「いいや。人多いし。」


花奏「理由はそれだけ?」


歩「花火とかさ、見ちゃったらそれが全てじゃん。」


花奏「…?」


歩「多分相当綺麗だよ。でも、その音と映像は結びついて、見たものが正解になる。」


花奏「…。」


歩「けど、音だけなら何色でもどんな大きさの花火にだってできる。分かる?」


花奏「何となく。」


歩「だから、正解なんてなくていいや。」


花奏「…。」





°°°°°





花火大会のやり直しを

した時だってそうだったな。





°°°°°





歩「どうしてもきつかったら蟻にでも食わせといて。」


花奏「あはは、蟻お腹壊すで。」


歩「蟻より大切な事くらいあるでしょうが。」



---



花奏「いつから分かってたん。」


歩「何が。」


花奏「花火、苦手なんやろうなって事。」


歩「何となくこうだろうなって思ってたのは全員で遊びに行こうだか花火しようだかって話が出た時。珍しく乗り気じゃないなって。」


花奏「いやー、バレるなんて私もまだまだやな。」


歩「でも確信したのは今。」


花奏「そっか。」


歩「私が言えた事じゃないけど、不器用すぎ。」


花奏「ほんとに歩さんが言えた事じゃないな。」


歩「うっさい馬鹿。」


花奏「なぁんでそこまで言われなあかんねん。」


歩「いつも通りでしょうが。」


花奏「まあそうやけども。」



---



花奏「…。」


歩「無理だったらすぐに消すから。」


花奏「心配性すぎやって。」


歩「あんたはそれくらいまでに思い詰めた顔してんの。」


花奏「暗いからそう見えるだけや。」


歩「言ってろ。」





°°°°°





夏の面影についつい思いを馳せてしまうが

もう9月になっているもので、

あんまり過去ばかり思い返しても

仕方がないと自分を諭す。

ただ、楽しい思い出に浸るくらい

許されるのではないだろうかと

今でも思い続けていた。

自分が幸せになることを

遠慮していないだろうか。

幸せになってはいけないと

思い込んではないだろうか。

今だけ。

まやかしにすぎないたった今だけ。

その甘い甘い液体を、可能であれば延々と。

…それはあまりにも欲張りすぎか。


椅子に座ったはいいものの

荷物を鞄から出す気も起きず

ぼうっと黒板を眺めていると、

肩につんとした感触が襲う。

何かも思って見てみれば

湊が肩を何度もつんつんと

しているのだった。

私が気づいて以降も何やら

一瞬のブームになっているのか

つんつんとし続けていた。


湊「どーかしたのかい?」


花奏「ん?いや、何もないで。」


湊「そう?何か心ここに在らずって感じだったよーん。」


花奏「あはは、ちょっと思い出してただけやって。」


湊「えっ、ついにあの花奏ちゃんが忘れ物!」


花奏「何でそうなるんや…。」


湊は愛咲さんと部分的に似ていて、

ジェスチャーを多く取る子だった。

身長は平均よりも高いのだろうが、

私よりも低いがために

子供っぽく見えてしまう。

手を目一杯に使い

感情を表現するのだ。

その素直さがどうにも愛おしい。

私には欠けているものだろうから。

そんな愉快さの化身でもある湊は

今はクラス内では1番一緒にいる人。


湊「あ、そーだそーだ。」


花奏「なん?」


湊「チョコあげるからさ、英語の宿題見せてちょ。」


花奏「あはは、いっつもやってきてへんやん。」


湊「でもね、危機感はあるわけ。」


花奏「ほんまに?」


湊「ほんま。だってあの中丸先生だよ?」


花奏「よく当ててくるもんな。」


湊「しかもうちよく当てられるじゃん?」


花奏「確かに。気に入られてるから。」


湊「もうやんなっちゃうねー。」


そこまで口に出すと

漸く肩を突くことをやめて

私の前の席を占領した。

湊の席ではないのだが、

まだその席の主人は登校していないために

すいすいと座っていったのだった。

椅子を跨ぐようにして座り、

私の席の方を向きながら伏せる。

邪魔だろうと思い鞄を退かすと、

へにゃりと音がしそうなほど

緩やかに彼女の上半身が

私の机の上を侵食し出した。


湊「湊さんは勉強がだめだめなんだよ。ご存知の通り、ほら。」


花奏「ほら、と言われても。」


湊「そこで!宿題を見せていただけませんかね。」


花奏「全然ええで。逆に毎回私でいいん?」


湊「うちは花奏ちゃんを信頼してるってわけ。へへっ。」


花奏「ふふ、最後のがなけりゃかっこよかったんに。」


湊「お、言うようになったねぇ。師匠は嬉しいよ。」


花奏「師匠やったんや。」


湊「この道20秒。」


花奏「スタートラインやな。」


くわーっと奇怪な声をあげたかと思えば

欠伸をしていたらしく、

マスクが大きくずれて

鼻が飛び出していた。

1度鼻を啜った後、すぐさまマスクを

上に上げて戻している。

最近髪を切った彼女は

夏前とは随分と印象が変わった。

以前は常に髪を結んでおり、

胸部下ほどまでには長かった髪の毛。

今では結べるか結べないか

ぎりぎりの長さになっている。

麗香さんや歩さん、梨菜さんあたりと

同じくらいの長さだろう。


湊が寝そべっているので

振動が少なくなるように注意しながら

引き出しに教科書を入れてゆく。

今日は教科書の多い科目が多いからか

全部は入らなさそうだった。


湊「むふふ。」


花奏「何の笑いなんや…。」


湊「やーねぇ、そんな下品なことなんて考えてないわよぅ。」


花奏「何も言ってへんで。」


湊「だはは、確かに。あのね、うちと花奏ちゃんの出会いを思い返してたのさ。」


花奏「出会い?あぁ、4月に会ってすぐの頃からぐいぐいやったもんな。」


湊「実はそれ以前に会ってるんだよ。」


花奏「え?」


湊「まじまじのまーじ。」


花奏「いつ?入学前やし学校でじゃないよな?」


湊「うーん、でも学校っちゃ学校かな。」


どくり、と心臓が波打った。

学校で出会ったことあるのか、と。

それならばいつ。


急速に頭は回り出したものの、

すぐさま湊は答えを口にしてくれた。


湊「受験の時よ、面接ん時!」


花奏「あー…この学校の?」


湊「そうそう。すれ違い様に声をかけてなくって後悔してたんだよねー。」


花奏「よく私って覚えてたんね。」


湊「入学後ってこと?」


花奏「そう。」


湊「まあ、あなた様は目立ちますからねぇ。」


花奏「やっぱ身長か。」


湊「あとポニテ。」


花奏「なるほど。」


湊「面接の時の花奏ちゃんね、他の受験生に比べて一層緊張しているのが見て取れたんだー。」


花奏「そんなにかいや。」


湊「うん。そんなに。なんかねー、目の色が違う感じ?」


花奏「ふうん…。」


確かに、真帆路先輩や歩さんが

通っている高校であったから

力が入っているのは事実だった。

それに、この学校以外での出願はしておらず

この高校1本で考えていたから

尚更だったんだろう。

今年受験に失敗していたら

就職する気でいたのだから。

他の人に比べてしまえば

覚悟は少々違っていただろう。


湊「声をかけてさ、少しだけでも緊張を和らげてあげたかったんすよ。」


花奏「優しいね。」


湊「実際してないんで!」


花奏「でも、気持ちだけでも嬉しいもんやって。」


湊「そうなのかねぇ。ま、後悔してたって事で絶対また会いたかったんだよね。」


花奏「会えたな、ほんまに。」


湊「願い叶っちった。」


湊は上半身を机にくっつけたまま

顔だけをこちらにゆるりと向け、

そのままピースをした。

にへらと力まず笑うその姿が

心を許しているという証拠だろう。

湊といるのは安心した。

それも、好かれているという

実感があるからだと思う。

勿論一緒にいて楽しいからというのもある。

ただ、疑わずに済むのは楽だった。

どこかしらではまだ

優しい人に対して疑う事は多々ある。

けれど、それが少なくて済むのだ。

私にとっての大切な友達の1人。


花奏「そろそろ宿題、写し始めないかんのちゃう?」


湊「まあ、3限ですしまだまだ平気。」


花奏「内職する気満々やん。」


湊「あったり前よー。まだ話してたいもーん。」


花奏「あはは、自由やな。」


湊「んふふ、でしょー。あ、そうだ。」


花奏「ん?」


湊「さっきの話に戻るけど、うちは受験の時にね、花奏ちゃんに声かけなくてよかったなとも思ってるのさ。」


花奏「後悔してたんちゃうん?」


湊「何ていうかなー。」


くるり。

寝返りを打つように

顔を反対側へと向けた。


湊「話しかけたらかけたで、花奏ちゃんの決意を揺るがすような気がしちゃってね。」


彼女は横目ながら私に視線を注ぐ。

見透かすような視線に

一瞬ぞっとしてしまった。


ふわり、とチョコの香りが鼻を擽った。





***





花奏「…あ、卵あったっけ。」


下校中、1人で帰路につきながら

そんなことを口にする。

けれど、よくよく思い出してみれば

昨日か一昨日に買い足したばかりだったと

思い返させるのだった。

最近はその気がなくとも

考え事をしていることが多く、

気がつけば家の前に立っていることも屡々。

その時は必ずどうやって帰ってきたのか

あやふやなままになっているのだ。

まるで夢の中を歩いてきたような感覚に陥る。

今日だってその現象が起こっていた。


花奏「…。」


家の鍵を取り出して

木造の平家へと足を踏み入れる。

2年弱ほど前から

ここは私の、私たちの家となった。

そうなっていた。


花奏「ただいま。」


かちり。

後ろ手で扉を閉めながら声を絞り出すも

返事なんて当たり前の如くなかった。

父さんは仕事に行っており、

お母さんは既に他界しているため

当然の光景なのだ。

今となってはこれが私の普通であり

日常となっているので、

これが苦であるというわけではない。

時折寂しくなることはあるものの

昔に比べてれば断然幸せなのだ。

だから、このくらい心に澱みがある方が

むしろ幸せな出来事に対して

ちゃんと幸せを感じることができる。

そのくらいでいい。

いや。

そのくらいがいい。


雨がしとしとと頬を撫でる程度ながら

降っていたのだが、

折り畳み傘で登下校したために

スカートが濡れそぼってしまった。

家に入るや否や制服を脱ぎ、

雨の匂いが染み付いてしまう前に

滴を拭き取り消臭のスプレーをかける。

部分的に濡れてしまった靴下も

着用したままではそれとなく息苦しいシャツも

共に行動するのはここまでだろう。

洗濯機の中に投げるように放った。


それから夏の香りがする鞄を他所に

冷蔵庫を開いてみれば、

野菜がほとんど入っていないことに気づく。

そういえば昨日カレーにほとんど突っ込んで

消費したんだったか。

期限が際どいものばかりで

不安になるくらいならと考え

思い切って混ぜ込んでしまった。

そのかわり、寝かせた具沢山カレーが

ここに眠っているわけで。


花奏「小松菜ってあったっけ。」


念の為下の方の棚も開いてみるが、

そこに小松菜の姿はなかった。

そうか、切らしていたか。

漠然とそう感じて、

次に買い足すようメモに残す。

すぐに忘れてしまうから

こうして文字にして残すのだ。


花奏「…。」


ことり、とペンが鳴る。

文字にせずとも、

相変わらず嫌なことばかりは

延々と頭に残ってるものだな。


目を背けるように滴を吸い切った鞄を手に

自室にまで裸足のまま歩む。

井草の感覚が擽ったいとは

遂に思わなくなっていた。

2年弱もいればそりゃあ慣れるものだろう。

当初はこの畳だらけの家の匂いに

なかなか慣れることができなかった。

雨が降った時は特にそう。


2年前の秋口、

家に篭りっきりだった私は

台風が近づくたび雨の匂いに苛まされた。

匂いに敏感なのだろうか、

自覚はないものの

気になったものがあれば

嗅ぐ癖は確かにあった。

夏の匂い、季節の変わり目の匂い、

体育館の匂い、各教室での匂い。

様々で退屈しないのだ。

そして、人によって違う匂い。

びびっとくるものもあれば

うっとくるものもあった。

それもそのはず。

人によって受容体は違うのだから。

人によって嗅ぐことのできる匂いは違い、

また、同じ匂いだとしても

違って受け取ることが普通なのだから。

だからこそ、好きな匂いを

共有することは難しい。

相手がどう受容しているのか、

その感覚を100まで知ることは出来ないから。


花奏「…あ。」


ここまできて漸く

お弁当を出していないことに気がついた。

慌てることもなくゆったりとした足取りで

再度鞄に向かい合い

そこからお弁当を取り出す。

すると、その拍子にスマホまで

勢いよく飛び出てきた。

刹那、ふんわりと画面が光り、

いつもの待ち受け画面が表示される。

そして、いくつかのアプリの通知が

羅列しているのだった。


それだっていつも通りなわけで。

それだけなら。

それだけならここまで動揺することはなかった。





『何でまだ生きてんの?』





花奏「…ぇっ…?」


ずき。

あぁ。

嫌な音がした。


どく。

あぁ。

嫌な匂いがする。


花奏「…っ………っ!」


呼吸がしづらかった。

何でまだ生きてるの。

その言葉は見知らぬアカウントからだった。

誰だ。

誰。

ただただ唐突にそんな言葉を

もらうだけならまだよかった。

ただし、私に過去がなければ。





°°°°°





「お前がいるとこの村がぐちゃぐちゃになんねや。分かるか。」


「そうや。気持ち悪いねん。」


「喋んなや。これ以上町を、他人を汚すな。」


「お前、生きてる価値ないで。」


「何でまだ生きてんの?」





°°°°°





それらは生きてる。

言葉から記憶にまで全て。

全てで生きている。


痛い。

心臓が痛い。

痛い。

心から足先から、何から何まで

過去という重たい花に

ぎゅっと抱きしめられている。


離して欲しい。

離して欲しい。

離れて欲しい。

離れて、欲しい。

逃がして欲しい。


今だけは、逃げてもいいだろうか。

それは甘えだろうか。


花奏「か………ひゅぅ……っ…。」


左腕を握り、自分で跡のある肩を抱きしめ

縮こまることしかできなかった。


私には、これしか出来なかった。





***





麗香「…。」


あての家は閑散としていた。

母親が仕事だか飲みにだか

出かけているから。

だから日中は1人。

父親はいない。

それがあての環境だった。


今でも尚あてのことを

神様の子供だと言ってくる母親は健在。

父親はそんな母親に対して

愛想をつかしたんだろうなと

勝手に想像を膨らませている。


麗香「…。」


こつこつと治安の

良くなりつつある指で机を叩いた。

つい先日、母親と衝突したもので

ストレスが募り指の皮を

ひたすらに剥いてしまった。

時々やはり衝動として

抑えられないものがある。

この癖は早々に治したいところだが

まだ付き合っていかなければならなそう。


手元の紙には新たな出来事が

つらつらと書き加えられている。

関係ないかもしれないけれど

気になったことも加えているので

結構な枚数になってきていた。

それこそ、最近で言えば

花火大会の時のことだ。


麗香「…人酔い、ねぇ。」


かつん。

再度爪を鳴らすも

虚しく響くだけだった。

本人に対して聞きたかったのだが

まだ踏み入れるべきでは

ないと判断したのだ。

他、雛さんのツイートが

一時期おかしかったこと等々

気になることがあるのだが、

それもいつ踏み入れていいのか

決めあぐねている。

この辺り、長束先輩なら最も簡単に

やり遂げてしまうんだろうな。


もう1度、そのあたりのツイートを

見返してみようか。

他の人とのやり取りの間で

何か見えることもあるはずだ。

あてはこれまでほとんど

他の人のツイートを見てこなかった。

長束先輩はリツイート塗れで

普通に自分のツイートをしているところに

ほぼ遭遇できないし、

関場先輩はそこまで口数が多くなく、

その他に対しては興味がなかったから。

しかし、そうとも言っていられなくなった。

こうしてまとめるからには

やはり1から10、少なくとも9までは

知っておきたいところ。

そう思いスマホを立ち上げてみる。


夕暮れが迫ってくる頃。

不意に見えた、Twitter特有の通知の色。


麗香「…は?」


唐突のことだったために

掠れた息が漏れた。

それもそのはず。

唐突、これ以外言いようがなかった。





『小津町花奏ってやつ新高一とか言ってるけど18歳ですよー。それにこいつ放火したことあるし死んだ動物をしょっちゅう学校の裏庭に埋めてましたよー。騙されんなーこいつ表でいい顔してるだけですから注意ー。』





そんな馴れ馴れしくも

棘ばかりのツイートが目に入った。


麗香「…小津町……18…放火…?」


目を見開いたとしても

目の前にある事実は変わらない。

変わらない。

変わりようがない。


ぎょっとしたままそれを

信じかけているあてがいる。


あぁ。

こんな時に踏み込むことができていれば

また違ったんだろうに。

嫌いなやつではあるものの

そんな思いに浸食されていく。


スマホを両手で持ったまま

暫く固まっていることしか出来なかった。

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