【打ち切り】俺はゴブリン
雨のモノカキ
ゴブリン異端
第一章 目覚め
第1話 心の底から、ああはなりたくない、と。
〇
自分には過去があると理解した。
別に思い出さずとも生きていける程度のことだ。
ただ、認識が異なるようにはなった。
要は俺そのものは
彼らの生き方は
心の底から、ああはなりたくない、と。
ほとんどが
その癖、数は多く、下半身に正直であった。
人や亜人からは
それが
せめて、俺は、俺だけは違うように生きたいと願い、群れから離れて生きることにした。
ここからだ。
ここから、始めていこう。
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