第7話
朝。
深雪は首を吊っていた。
白い朝日が白い顔を白く輝かせ、白く染め上げ、白く生気のない白を、白く照らして真っ白な笑顔だ。
俺が弱音を吐いた捌け口である彼女が壊れたのだろうか?
俺が弱いから。俺の意思が弱いから。俺の心が弱いから。
死ぬべきなのは俺なんだ。彼女じゃない。そう俺なんだ。
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