好きな人
好きという事がわからない
独占したいとか優位になりたいとはおもうけどそれが好きというものなのかはわからない
ふと手を引かれて歩くとちょっと心地よくなる
でもそれは特定の人物に限ったことではない
いつの間にか彼氏と名乗るものがあらわれた否定するのも面倒なのでほっておいた
ある日迎えに来れないからと友人を迎えによこした
なんか変な感じがした
相手をすることができないから遊んでやってくれと言われたそうだ
別に都合が悪ければほっておけばいいのに
夜寝るとき他のグループと一緒に寝ていたら、泣きながら一緒に寝てくれと枕元に座り込まれた
バイクに乗るのも危ないから後ろに乗せる
自分で運転するほうがよっぽど怖くないし安全だ
好きといつも言っていた
好きの意味がわからないから
好きがわかるように表現してと言った
ケーキを買ってくれた
アクセサリーを買ってくれた
指輪を買ってくれようとした
さすがにいらないと断った
別にものが欲しかった訳じゃない
ただ、心地よくいさせてくれる空間を与えて欲しかった
心地よい空間を与えてくれる人は好きな人だったのだろう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます