第6話 森の中でその3
次の問題は名前だ、呼ぶのに名前が無いと不便なのだ。名前を付けるとトムの魔力を持っていかれるので間隔をあけて村の中心になる者を選んで名前を付ける事にした。
最初は下半身花の植物で上半身人間の女性の魔物に名前を付ける事にして家の中で。
「君に名前を付ける事にしたが良いかな?」
彼女は腰の花を動かして喜び。
「トム様が付けてくれるならどんな名前でも嬉しいわ」
トムは、ジョエルの名前を忘れたくないので。
「君の名前はジエルだ、俺の恩人から取った名前だ」
トムが名前を付けると彼女が光に包まれてトムは魔力を取られて脱力したのです。
今回はラガーに比べて魔力を取られる量が少なかったのか直ぐに回復してジエルのステータスを見ると。
名前 ジエル
魔物 女 ??歳
称号 魔物女王
レベル・・4(最大10)
生命力・・70(最大100)
魔力量・・600(最大1,000)
スキル
人化
毒液(毒液を吹きかけると相手は溶ける)
幻惑(姿を変えて見せれる)
見たステータスを教えるとジエルは。
「嬉しい~、人化出来るのね。それに私が魔物の女王なの信じられないわ。人化してみるわね」
ジエルが人化すると上半身はそのままで下半身が足の長いスタイルの良い170cmの人間の女性になりトムは余りの美しさに息をのんで見とれてしまいジエルが。
「トム様、私、可笑しいですか?」
「いや、余り美しいので見とれたよ」
「ウッフフ、褒めてくれてありがとうございます」
ジエルを見て最後のジョエルとの情事を思い出したトムだった。
次に名前を付けたのはゴブリンキングだ、彼は話してみるとゴブリンには珍しく群れずに1匹狼で人を襲わず知的で冷静な行動をする。
名前はブソンにして、名前を付けた後のステータスは。
名前 ブソン
魔獣、 雄 ??歳
称号 ゴブリン、 キング・オブ・キングス
レベル・・4(最大10)
生命力・・60(最大100)
魔力量・・500(最大1,000)
スキル
韋駄天
統率力
何と、ゴブリンの王の中の王に進化して、普通のゴブリンは140cmなのに2メータになってスキルに統率力があったのだ。
トムが名前を付けると名前を付けられた者は進化してトムの従者になる事が分かった。
此の深淵の森には良い魔物、魔獣もいるが大半は凶悪で狂暴なのでそんな魔物、魔獣から村を守る為に自衛する必要がある。
その為に戦力になりそうな者に名前を付ける事にして自分を食べようとしたオーガには抵抗があったが、村に住み着いたオーガは普通なら食べる動物や獣人にも優しいので名前を付ける事にした。
呼んでこの村を守る戦力になって欲しいので名前を付けたいと言うとオーガは喜び。
「この村を気に入っているので皆を守る為にももっと強くなりたいので、名前を下さい」
そう言うのでドガと言う名を付けてステータスを見ると。
名前 ドガ
魔獣、 雄 ??歳
称号 オーガキング、トムの従者
レベル・・5(最大10)
生命力・・65(最大100)
魔力量・・500(最大1,000)
スキル
変身(2つの姿に変われる)
斧使い戦士
普通のオーガからS級魔物のオーガキングに進化して変身と斧使い戦士のスキルが付いて名前を付けて正解だったのだ。
もう1人名前を付けようと思い誰にしようか悩んだが、空を飛べる者がいると便利なので鳥人を呼んで名前を付ける理由を言うとトム様の従者になりたいので付けて欲しいと言われて、バースと付けてステータスを見ると。
名前 バース
鳥人、 雄 ??歳
称号 鳥人キング、トムの従者
レベル・・5(最大10)
生命力・・65(最大100)
魔力量・・500(最大1,000)
スキル
高速飛行
千里視力
体縮小
鳥人キングに進化し2メータの身体が5メータの大きさになって高速飛行と千里視力、身体縮小のスキルが付いて偵察員に最適だったのだ。
バースは普段は人間の身体に羽があり頭は鷲で空を飛ぶときは鷲の姿になるのです。
次の日に白銀狼のボスが来て。
「トム様の従者として忠義を尽くし絶対役に立ちますから俺にも名前を付けて下さい」
白銀狼は配下の10匹と自発的に村の警備をしてくれているので名前を付ける事にして。
「分かった、お前の名前はゼットにする」
名前を付けた後のステータスを見ると。
名前 ゼット
魔獣(白銀狼)、 雄 ??歳
称号 神獣、トムの従者
レベル・・5(最大10)
生命力・・60(最大100)
魔力量・・500(最大1,000)
スキル
跳躍力
戦士
普通の白銀狼から神獣に進化して身体も4メータになり、スキルは跳躍力、戦士だった。
これでトムが名前を付けて従者になったのは、神木ラガー、魔物王女ジエル、ゴブリン、 キング・オブ・キングスのブソン、オーガキングのドガ、鳥人キングのバース、神獣(白銀狼)ゼットの6人、匹?だ。
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