キャラクター紹介⑨補足事項&キャラクター紹介⑮

忍野おしの密香ひそか


 とある名家で生まれたが、代々受け継ぐはずの異能力を有していなかったことで、その名家で行われていた人体実験の実験台にさせられるようになった(それが原因で黒髪黒目だったのが両方灰色に変色する)。だが、突如得た異能力(Noxious)を使うことで、その家に復讐をする。一家を全焼させ、腹違いの弟を自分の手で殺した。その際、Navigationを手に入れる。

 その後は忍野密香という偽名を用意した上で明け星学園に入学したが、優秀な自分を差し置いて副会長になりそうだった泉に怒り、彼を殺そうとしたが、失敗。

 退学した後、乱れた生活を続け、「五感」の一部にやられ、死にかけていたところを泉に拾われ、泉の部下になる。

 いつか泉のことを殺すつもりだが、それは泉が、自身の持つ幸せをきちんと理解出来たときにしようと考えている。そのため、まだ殺す日は遠いようである。





上迫うえさこ花温かのん


 19歳。今世紀最大の凶悪異能力者(通称「五感」)の内の1人であり、その異能力から「触覚」と呼ばれている。

 黒髪に同色の瞳を持つ、平々凡々で清楚な少女。実は青柳あおやなぎいずみ忍野おしの密香ひそかと同じ明け星学園に通っていて、彼らとは同級生だった。その時は眼鏡をかけていたりと、あまり目立たない少女だった。

 真面目で優等生タイプ。正義感が強く、どんな悪も許さない。そのため、自分が正しいと思ったことに対しては強く主張したりする。

 学生時代、お人好しで人が良かった泉に恋をする。彼が副会長に推薦された時は、本人よりも喜んだ。しかし、いつも泉の隣にいる密香のことをよくない人間だという風に認識しており、なんとか離そうとしていたし、泉にもそう告げたのだが、失敗。それをきっかけに、泉とは距離が出来てしまう。

 だがその後も泉のことが忘れられず、いつか密香を殺してでも泉の目を覚まさせなければと思うように。そのため、人を痛めつける訓練をし、成り行きで「触覚」と呼ばれるように。そして協力者を得て、密香を殺すために遂に動くが、失敗。

 今は病院で入院中。泉への恋心は諦めたらしい。


「Magichand(マジック・ハンド)」

 触れた人間の皮膚感覚(圧感、痛覚、温覚、冷覚)を操作する能力。消すことから増幅させることまで出来る。

 ただし代償として、使いすぎると自身の皮膚感覚が消失する。今の彼女には既にもう皮膚感覚がほとんどない。

 学生時代はこの異能力を使い、保健委員として人の痛みを和らげたりしていた。





第47話あとがき

https://kakuyomu.jp/users/rin_kariN2/news/16818093086365873778

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