キャラクター紹介⑫

みこと大智だいち


 20歳。気弱な性格であり、何かがあるとすぐに泣く。人に命令されると何でも言うことを聞いてしまう。極限のストレス環境に置かれたり過度に痛めつけられると、パニックになるか、自我を失って暴走する。極度に「痛み」を恐れている。

 異能力を持っていることにより家族からは無い者扱いをされ、小中高は性格のせいでいじめられてきた。高校2年生の時に異能力を暴走させ、学校を倒壊させた。そのことが原因で学校を追い出された。その後違法の賭場に連れていかれ、約3年間そこで殺し合いをさせられた。そこを泉に救われ、対異能力者特別警察になったが、ことごとく失敗。結果、泉が上司を勤める「湖畔隊」に所属することに。

 極度に「痛み」を怖がるのは、いじめにより痛覚過敏になったからである。

 自己肯定が低く、そのせいで実力を発揮しきれていなかったが、自分には仲間がいるということを強く認識することで失敗を恐れず、実力を発揮できるようになった。

「湖畔隊」の隊員たち、特に泉とカーラに恩義を感じ、それを返したいと思っている。


「露岩(ろがん)」

 岩を操る能力。岩を操ることから転じて、地面そのものを操ることも出来る。自分が接している地面から半径10キロ以内の使用が可能(遠くに行くほど操作は不確定になる)。

 ただし代償として、使用後は体が硬直して一定時間動けなくなる。





味上みじょうつぼみ


 20代後半と思われる。今世紀最大の凶悪異能力者(通称「五感」)の内の1人であり、その異能力から「味覚」と呼ばれている。

 ゴールドの長髪と同色の瞳、浮世離れした美貌を持っている。

 味覚障害を起こしたせいで人肉しか美味しいと思えなくなってしまったことがきっかけで、殺人に手を出すようになる。愛用の料理包丁を持ち歩き、それで犯行に及んでいた。

 人の肉を食べると、その人の感情が分かる。その感情によって味も変わってくる。


「chef(シェフ)」

 どんな素材も必ず美味しい料理に仕立てる能力。

 ただし代償として、異能力を用いて作った料理は栄養にはならない。





第38話あとがき

https://kakuyomu.jp/users/rin_kariN2/news/16818093080035822286

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