【声劇台本】『カクテルあらかると』シリーズ

【声劇】カクテルあらかると

Ⅰ.ドライ・マンハッタン

Ⅰ.登場人物

◆桜木優（さくらぎ　ゆう）

音楽大学1年生ピアノ科。19歳〜20歳。

クラシックピアノをやってきたが、バーでアルバイトをするうちにジャズに心が傾（かたむ）いていき、年上の遥と恋愛関係になっていく。

普段は飄々（ひょうひょう）としている無自覚人たらしだが、音楽面ではマイペースに突き進み、時には考えられない行動に出る芸術家肌なところも。

◆璃子（りこ）

優の同級生。ピアノ科。

世話焼きで、優のことが気になっている。

レッスン担当講師が自分よりも優に目をかけていることで、優の才能を認めてもいるが、少しさびしい気もしている。

原作にはないが、小学校の先生を目指しているため、先生目線に近い。

大輔のことは頼りにしている。

◆大輔

優の同級生。ピアノ科。

優と璃子との間でバランスを保っている。

明るく、柔軟な考えを持ち、学内で唯一の優の理解者。

中学校音楽教師を目指している。（スピンオフで）

◆先生（オネエ）

音大講師。優と璃子のレッスンを担当。

優には音楽面で期待大だが、それ以上の可愛がりようにも見える。

◆バイオリン女子

優たちの同級生。実技試験で優に伴奏を頼んでいる。

◆遥

『Something』の常連ボーカリスト。26歳〜27歳。

優にジャズを教える大人の女性。教えたことを素直に吸収していく優に惹（ひ）かれていく。

たまに情緒不安定になる。

◆マスター

40代。バー『Something』のマスター。

バーに来るアマチュアミュージシャンたちから兄や父親のように親しまれ、見守っている。

◆瑛太（えいた）

優の１学年上で大学２年生。中学吹奏楽部の先輩。

明るくムードメーカー。

原作ではユーフォニアムを吹くが、Ⅰ章の台本では楽器名は出てこない。

◆ギターの男

30代。ギタリストで遥の元彼。女癖が悪い。

◆ナレーション（男声）