第7話今夜の酒は…
今夜は缶ビール350を1本飲んでから、焼酎のお茶割りを2杯飲んだ。
精神的に参っているので、今夜の酒はほろ苦かった。
明日は明日の風が吹くなんて事を言ってはいられないような気がしてならない。
心が疲れたら、僕は悪酔いする。
病気が発症する1年前から、人様に迷惑を掛けるような酔い方をした。
僕は、自分の取り扱いは解っている。
今夜は深酒してはいけないと。
中途半端に飲むと、鬱っぽくなるのも理解している。
早く寝たいが、今寝たら12時過ぎには目を覚ますだろうから、22時までは頑張って起きていよう。
明日は仕事探しはしない。
惨めになって行く自分を自分自身で受け止められない。
仕事探しは明後日から開始したい。
今は、精神安定剤を飲んで自分を見失わない事に徹する。
何て、酷い病気なんだ。手術で治る病気なら、いくらでも手術するが、この病気は薬と理解者と自身の行動しか頼れない。
今は、その自身の行動もコントロール出来ないでいる。
今夜は、飲むべきではなかった。
涙が溢れてくる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます