自覚ありの異世界無双〜神の手違いで異世界転生しました〜

alen2466

第1話

「っっ!!やっばもうこんな時間だ、帰んないと!」


そう言って店を飛び出していく俺こと、三神 颯は、夜の街なかを疾走していく。するといきなり、頭部に強い衝撃を受け、颯は意識を失った。




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「ここは、一体…!?」


気が付くと、白い空間に俺と、目の前で土下座している変なおじさんが居た。


「すまなかった!!」


突然謝られた、意味がわからない、さっきまで家に向かって走っていたのにいきなりこんな場所にいて、変なおじさんには土下座されるし。


「お主の疑問は、当然のことじゃな、だからまず説明をしてもいいかのぅ」


思考を読まれた!?


「ワシは、そういう存在じゃからのぅ」


マジか!…ってことは神みたいな存在ってことか?


「おおー、理解が早くて助かる、お主の言った通りワシが、この世界の神であるジラルドフじゃ。そしてここは、神界と呼ばれる場所じゃ。」


そっか〜神様かー。


「何じゃ、あまり驚かないのじゃな。」


「そりゃあ、毎日そういう系の小説読んでたからなあ。」


まあ、びっくりしない訳では無いけどな


「そうじゃったか、ならもう次の説明に入ってもいいかの?」


「あぁ、いいよ」


なんで俺がここに居るのか早く知りたいしな


「よし、では次の説明に入るぞ、まずお主がここに居る理由じゃが、それはワシのせいでもある」


…は?どういうことだ?


「まずだなあのときのワシは、別次元の神と言い争いをしてしまってのう、そのときに力が少し漏れ出てしまった様でのう、それがお主にとって不幸の素になったらしく、結果がこの映像じゃ」


そう言われて目の前に出てきたテレビの様な物の画面を見ていると、家に帰っているときの俺が映っていた、すると次の瞬間、俺の頭の上に看板が落ちてきて頭を潰されるのが見えた。


「なんだよこれ!?」


「これは、お主がここに来る直前の、映像じゃ」


「ってことは、俺はあんた達が喧嘩したから死んだってことか?」


「そういうことじゃ、すまなかったのう」


うん、いきなり謝られた理由がようやく分かったな。

けど俺死んだんだな〜あんまり実感が湧かないや。


「そりゃあそうじゃな、あのときお主は、ほぼ即死じゃったからのう、痛みもあまり無かったはずじゃ」


「そういやそうだな頭にきた衝撃以外なんも感じなかったな。それで神様、俺はこれからどうなるのですか?もしかして輪廻転生とかいうやつですか?」


「いや、お主にはもう1つ選択肢があってのう異世界転生というやつじゃ」


おおーよくあるファンタジー世界ってやつだな!!


「その反応ということは異世界転生ということでいいのかの?」


「はい!!」


「よし、では今回のお詫びとしてお主の記憶を引き継いだ状態で転生する様にしておくからのう、次の世界にいったら自由に暮らしてもらって構わん」


そう言われた瞬間俺の体が光った。


「うわっ!!」


「転生の準備が始まったようじゃのう、そこそこの家柄に送るでな生活には問題ないだろうが気を付けてのう」


「はいっ!!ありがとうございます!」


そう言って俺は手を振った


「あぁ、さようならじゃ」


次の瞬間、視界が真っ白になり俺は意識を失った。


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