第721話ビールとあなたの物語

今日、仕事帰りに薬局に行くか吉野家に行くか迷った。

薬は明日の分まであるが、今日も暑いし、ビールが飲みたい!

薬局と吉野家は反対方向。

明日、薬局に寄る事にした。

席に着くと、さっそく高校生だと言うお姉チャンに、「生、ジョッキで。泡少な目」

と、注文するとこの1ヵ月間、週4ペースで通っているので、高校生バイトチャンもオーダーに慣れて、上手くビールをジョッキに注ぐ。

先週までは、バイトリーダーに頼んでいたが。


くっそー、暑い!イヤ、日光が痛い!

生ビールを一口飲むと、得も言われぬ幸福感。

しかし、今日は1杯だけにして、牛丼並を注文した。

昼飯はおにぎり2個食べたが、小腹が空き牛丼食べたらもう飲めなくなるから、それを狙って食べたのだ。

千円以下にしなければ、薄給の僕には続かない。

毎日飲みたいが、そこはね。財布との相談。

今日、職場で不良自慢をしていた若い職員がいたが、馬鹿だと思った。そんな事は、自慢しないほうが良い。

だから、仕事の段取りも下手なのだ。

コイツとは、頭の良い会話は出来ないな。

昔、不良でも今、立派に真面目に働いている人が多いと言うのに、コイツは……。

考えると、頭が痛くなるので今日は早く寝よう。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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