第634話すまない!

千茶に僕は暴言を吐いてしまった。

千茶に16時に起こして!と、連絡し16時に起こされると、「時間通りにかけるバカがあるかっ!」と、言ったらしい。

千茶は深く傷付き、体調を悪くさせた。

僕はその話しを聞いてビックリした。覚えていないのだ。その日は、しこたま酒をホテルの宴会場で飲み、自宅に帰ってからの記憶がない。

記憶を無くすまで飲んだのは数年振り。

千茶に悪い事をしてしまった。


千茶はエッセイで、この出来事を赤裸々に書いているが、僕は恥ずかしい。

千茶は家族の一員である。

ならば、直ぐに言ってくれりゃ誤解が解けたのに、彼女はショックを受けていた。

最近の体調不良の原因が僕とは……。

これからは、電話で起こしてもうのは辞める。

また、酒を飲んで暴言を吐くかも知れないからだ。

ごめんなさい!千茶!


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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