第550話オネエサン

今日もやっとの事で、仕事を終え電車に乗って自宅を目指した。

発車予告音が鳴り、急いで乗り継ぎの電車に駆け込んだ。

ハァハァ言いながら、座席に座り何気に正面を向いたら、オネエサンが爆睡していた。

マスクをしていないので、顔見たらとってかわいい人。否、美しい人。

しかし、スッゴク短いスカートで、綺麗な脚を開いている。

僕はその状況に納得出来ずに、二度見してしまった。

タイプの脚。

だけど、このデブで人相の悪い僕がこのオネエサンをじろじろみていたら、それこそ変態になるので、腕を組み眼を閉じた。


最寄駅に着き、電車を降りる際に振り返るとオネエサンはまだ爆睡していた。

この人、学生なのか?夜のお仕事の人なのか?

帰宅して、ブリュと会ったら、さっきのオネエサンより、こっちのババアの方が僕には合っている。

ブリュと取り留めのない話しをしながら、酒を飲んだ夜なのでした。


本日の読み切りエッセイ、これまで!

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