メカトロメモリー

鈴鹿なし

アルボン

僕たちの日々をすごいしている。日々といっても家族がいて友達がいて仕事があてそれらのことが連鎖的に起こるのが日々だとしたら私はこれらを日常当たり前と呼ぶ。


この現代にはアンドロイドが普及している。そのなもヘルメイド。その仕事はさまざまで子育てを支援するヘルメイドや仕事をするヘルメイドなんかがいる。これらは10年前ほどからメカルーベ社から発売され瞬く間に世界中に広まった。なにしろこれらは人間の代わりに仕事や家事育児をしてくれる。こんな便利なものを日々ストレスにさらされ鬱憤うっぷんをためている彼ら人間が欲しがらないわけがない。

しかしそんなヘルメイドたちにも欠点がある。それがブレイクリミッターと呼ばれるものがある。

読んで字の如く壊れるまでの時間というわけだ。そしてそのタイムリミットが三年とされている。

そしてそんなブレイクリミッターが迫っているヘルメイドはリミットの約一週間前にメカルーベ社の担当者通称回収屋が来て回収していく。

通常このリミッターまでにヘルメイドたちは回収されていく。

ただ、ごく稀にそのリミット以内に回収さえないヘルメイドたちがいる。そんなヘルメイド逹がどうなるかというと軽いケースの場合が家族の名前などを忘れる程度のバグで済むのだが最悪の場合はOSごと爆発する。

通常回収されあたヘルメイドはOSはそのままに中身が変わるので記憶などはなくあってしまうがほとんど変わらずに運用し続けれるのだ。しかしOSが爆発するのだから側ごと爆発し破損するので修正ができない。よってその家族は二度とそのヘルメイドには会えないのだ。そうならないように回収屋がいるワケだ。

そして私もそのエルメイドの1人。名はアルボン。そして私の寿命はあと三ヶ月なのだ。

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