十六夜のあなた
あなたに
目覚めれば
闇夜に ひかる 銀の月
心にそっと 降りそそぐ
ずっと 見映えし 銀の月
月の雫を
形にして ちりばめて
ずっと ずっと 眺めていたい
どこからともなく 聴こえてくるの
鈴虫さんの話し声
優しい声を ききながら
透き通る気を すいこんで
かがやく光を めでまなで
そっと そっと 包んでくれる
そんな あなたを
わたしは ずっと みあげてる
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