【再掲&打ち切り】チート魔王とチート嫁が異世界にて -two fates その願いが罪だと言うならばー

あらフォウかもんべいべ@IRIAM配信者

───序章 ーRevolving lanternー

【再掲】00 are you ready?




 ───3




 ───2




 ───1




 ───action!




 ───。




  俺は一世一代の賭けに出た。


 定められた運命を神に委ねるほどの信心はなく、自らの手で切り開いた二つ目の運命を掴もうとする人間こそ神であろう。


 神は人間だ、人間が作り出したものが神であるならば、自らの運命を決める俺こそが神だ。


 もっとも、運命とはままならないものだけど、男なら出たとこ勝負……だろ?


「……ごめんなさい、あんたがうちの事好きなの……わかっとった!……せやけどな……」


 続く言葉を聞くまでもなく撃沈判定、ジーザスのクソッタレ!


 素敵な夜空を背景に、展望台は灯りを振り撒いて人の気配を一瞬にして解いていき、

次第に静まり返っていく。


おいおい、今宵の夜景は100万ドル級か?  HAHAHA!


 俺と彼女の二人でおいしいご飯を食べに行ってから、カップルの聖地へと連れ出し、出たとこ勝負の勇気をオールインした、一世一代の愛の告白に熱くなりすぎた。


 緊張のあまり何を語ったのか……記憶がバカンスへと旅立ってしまったようだね? HAHAHA!


 そのせいか、未だ冷めやらぬ熱気は逃げ場を失い、どうしたものか……。


 さっきまで溢れかえっていたはずである、ギャラリー役のカップル達は何処へやら?


 きっと熱気にでもあてられたのか、涼しいところへと避難でもしたのだろうね。


 カップルの『聖地』改め、『聖域』と化した展望台の貸し切りは、我ながら中々のファインプレイだろ? HAHAHA!


 贅沢な貸し切り状態の展望台から望む100万ドルの夜景、俺とあなたで50万ドルずつでの山分けを提案するけど……いかがかな?


「……せやからな、うちはあんたの事な、これ以上好きになるのが怖いんや……そらめっちゃ嬉しいんやけどな……せやけどな、今のうちには無理や……ごめんなさい……」


 ……うん、途中からなにも聞いていなかったよ。


 なんの話だったかわからないが、彼女は泣いていた……全く、大人のお姉さんは大変だね?


 彼女を泣かせてしまったクソ野郎は、いったいどこの誰だい?


 こうなってしまったらさ、優しく抱き締めて宥める他、出来ることは何もないだろう。


 抱き寄せられた彼女も彼女で、最初の方は感情のやり場に困ったのか、振りほどこうと弱々しく抵抗を見せたものの次第に受け入れ、俺の腕の中で嗚咽を漏らした。


 ハグのリラックス効果は素晴らしい、図らずもここに効能が証明されたね?


「……ごめんなさい……ごめんなさい……」


 彼女の口から繰り返される詫びの言葉は俺だけの問題ではなく、彼女自身が抱える諸行無常への精一杯の購いか、それとも抗いなのか?


 もしくは両方か……まぁ、こまけぇことはいいか。


 うん、状況的に鑑みて俺は、どストレートに振られたけれど、相も変わらず彼女の事が好きだ……いいや、大好きな事には変わらない。


 俺は本気なんだ……俺を本気にさせた彼女の中の問題と向き合い、ゆっくりと解決を目指していこうか。


 移ろいの激しい時間よ、それが味方をしてくれる事を祈って……。


「オッラ、セニョール!  とても素敵な夜だね。諦めず素敵な彼女をものにするんだぜ!  お前頑張れよ!  アディオス!」


 突然颯爽と現れたラティーノは風と共に去りぬ……いや、誰だよお前?───。








 ───数年後、オフィスの一室にて。




「……大尉、またあの地域がきな臭くなってもうたわ……せやからな、オブザーバーとしてあんたに行ってもらわなあかん」


「はっ、命令書を確認した。予定通り終わらせてくるが、その暁には……」


「ふふっ、相変わらず頼もしいわ。あの店のディナーの予約な、うちが死んでもとったるから任しときぃ?」


「おう、それなら安心だな。じゃ大佐……行ってくるよ。俺たちの記念日を祝うディナーでまた……」


「必ず、必ず生きて帰ってくるんやで? なんなら迎えにも行ったるわ」


「ありがとう、それは嬉しいね。いつでも迎えられるように仕事を片付けておくぜ?」


「ふふっ、その意気や。うち、あんたの幸運を祈っとるからな。せやから大尉……その、あれや、目ぇ瞑るんや……これは命令や」


 命令となれば従う他にない。


 目を伏せがちにした彼女の視線は右へ左へと泳ぎ、両肩へ手をのせられたら直立不動で言われるがままに。


 目を閉じてすぐ、頬に、唇に柔らかい感触と吐息がゆるやかに触れた。


 なにと言うまでもなく授けられたものに心が踊り、思わず眼を開けば少し背伸びをした大佐こと彼女と目がかち合う。


「……まだ開けてええとは言っとらんで?」


 チャーミングなジト目が堪らない。


「幸運を授ける女神様がいったいどんなものか、気になってね?」


「女神様とは限らへんで? そらひょっとしたらあれや、あん時の鶴さんかもしれへんやろ?……何で今開けてもうたんや?」


「「HAHAHA!」」


「まさかね、今ここでボケるとは思わなかったよ?」


「そらあんたを笑顔で送らなあかんやろ?」


「それはどうも、ありがたく幸運の加護を貰い受ける……ついでに弾除けの御守りも欲しいね?」


「なに言うとるねん? あんたのタマでな、うちのは被弾しまくっとるから縁起悪くてあかんやろ? なんや、まだ絞り足らんかったとちゃうか?」


「冗談だ、これ以上搾り取られたら……現地に辿り着く前に俺は殉職しかねない。今、ここで二階級特進かい?」


「アホ言うとらんでさっさと行かんかボケ!」


「「HAHAHA!」」


「おう、さっさと終わらせて来るぜ。そんじゃ、最高のディナーと記念日を楽しみにしてる」


「……うん、必ず生きて帰ってくるんや。あんたと二人でな、うちらの記念日を祝うんやからな……」


 仕事とは言え、彼女と離れ離れになるのは寂しいものの、いつもの事だと気持ちを切り替える。


 無事に任務を終えてしまえば、待っているのは俺と彼女の記念日だ。


 彼女との最高のディナーを楽しみに…、そしてほんの少し、彼女のくれた温もりと残り香を連れて……俺は出征した───。









 ───某戦地にて。



  現地の情勢が急激に悪化した。


 本来の任務であるオブザーバーの役割どころではなくなり、護るべき現地の難民キャンプが危険に晒されている。


 現地軍、多国籍軍と協力して難民達の避難、救護、及び非戦闘員の退却を援護しないといけないことは明白だ。


 既に本国には連絡を入れたが、動いてくれるかどうかはわからない。


 本来の役割から考えて越権行為ではあるが、今は一人でも多くの戦闘要員が必要だ。


 そんな訳で俺を含めた志願者たちで殿部隊を編成……見たところ、こちらは大隊規模(おおよそ5~600人)か……よくぞ集まってくれたものだが、果たしてこの数でどうにかなるのだろうか?


 ……ま、敵を全員殺せばなんとかなるか、HAHAHA!


 さて、映画さながらのワンシーンとでも言うのか、嵐の前の静けさに落ち着かない殿部隊の兵士達。


 混乱する状況の中で後退、退却をする奴らと違ってこちらは、準備さえ整えてしまえば敵襲があるまでは暇だ。


 暇ではあるのだが、錯綜する事前情報によると……迎え撃つ敵の数は計り知れず、それに加えて砂混じりの熱風、いつ敵が襲いかかってくるのかわからない緊張感で張り詰め、思わず渇きを覚える。


 あの時の展望台とは違い、記憶が飛んでいくようなことはないけどね。HAHAHA!


 しかしだ、ただこのまま待っているだけでは、敵が来る前に兵士達は憔悴してしまうだろう。


 殿部隊に参加した中で最も階級の高い俺が、大尉と言う立場を利用しここは一つ、緊張する兵士達をジョークで和ませよう。


「よう、お前ら知ってるか?」


「「What's?」」


「よく聞け! あいつらの信じる神とやらは、中々の太っ腹らしい。何せ死んだら美女達に囲まれたハーレムに行けるんだってよ?……だから、死んでも良いと思っているらしいからお前ら油断するなよ?……まぁそれよりもな、俺たちと違ってさ、どうしてあいつらは現世でもっと頑張ろう、楽しもうと言う発想がないのかね?」


「「「HAHAHA!」」」


「ま、だからこちらも遠慮なく片道切符を渡してやろうぜ。どんなものか俺はよく知らないけど、あいつらをハーレムにご案内だ!」


「「「「HAHAHA!」」」」


「これからあの世に向かう団体様のご予約だ!……全く、そいつらの相手をする、よく知らねぇ美女達も大変だね?」


「「「「「HAHAHA!」」」」」


「ところでよ、あいつらは死んで肉体を失ってからさ、いったいどうやって美女達と楽しむっていうんだい?」


「「「「「HAHAHA!」」」」」


「それよりも俺は早く終わらせて、帰って嫁さんを抱きたいよ。全く、よく知らねえけど死んだらハーレムに行けます……って言う、あいつらテロリストの教義なんてクソッタレだぜ! 嫁さんが一番に決まってるだろ!?」


「「「「HAHAHA!」」」」 「「「WOW!」」」


「俺が世界で一番大好きな、愛する姉さん女房に生きてまた会いたい……だから俺は、スマイル一発50セントでな、喜んであいつら全員をハーレム送りにしてやる!」


「「「「「HAHAHA!」」」」」


「だからお前らもな、生きて帰る理由を考えとけよ!」


「「「「「Yes sir!」」」」」


 これにて適度に緊張が解れ、殿部隊に渦巻いていた恐怖感を一旦は忘れた。


 このまま何事もなければそれで良かったが……。



『『『TATATATATANG!!……』』』


 数時間後、ついには敵が発砲したのを皮切りに銃撃戦へと発展、これに応戦する。


『『TATATATATA!……』』

「R P G!!」『zoooooom……』

「oh bitch!」『BOMG!!……』『『ratatatatt!』』

「Medic!! meeeediiiiiiiic!!」

『TATATATATANG!……』


 銃声、金属音、風切り音、ロケット弾の発射音、飛翔音、着弾音、爆発音、人の怒号、悲鳴、人が弾けた音等を混ぜ合わせた坩堝、地獄のフリージャズの様相を呈していた。


「クソッタレ!」『TATATATATANG!』


『『『tatatata!……』』』


『TATATANG!……』「お前らのせいでディナーが延期だクソッタレ!」


『tatatatata!……』


『TATATATATATANG!……』「お前ら殺してやる!」

『TATATA!……』「殺してやる!……「R P G!!」……くそっ!」

『ZOOOOOOM……』『TATATANG!……』

『BOMG!!』『TATATANG!……』

「全員殺してやる! とっととあの世に行きやがれ! このクソッタレ!」

『TATATATATANG!……』


『『『tatatatata!……』』』


 そんな戦場に俺の罵声の一つを混ぜたところで、何も変わらず一つ『TATANG!……』、また一つ『TATANG!……』と誰かが倒れ、やがては死んだ奴からもの扱いに変わるだけだ。


「俺の愛する嫁との記念日が台無しだ、このクソッタレ!」

『TATATATATANG!……』


 一つ『TATATANG!』、また一つ『TANG!』と血飛沫をあげて咲いた仇花が絶える事なく、終わりのない無間地獄に降臨した魔王のように澄まし顔で、淡々としながらも苛立っては時折罵声をあげた。


『TATATATATANG!……』『『tatatatatang!「…』』


 雨のような銃弾の中を吹き抜ける硝煙混じりの熱風は、本来あるはずも無かった嫌悪と湿り気を帯び、鼻を突き上げる臭いがこびりついて思わず吐き気を覚えるものの、心のどこかで素直に喜んでいる狂気。


『TATATATATATANG!……』


 地獄の様相を呈する戦場で、未だ生きている実感から湧き上がる狂気と高揚、充足感に狂喜する中で戦いは続く。


「cease fire! cease fire!(撃ち方止め! 撃ち方止め!)……」


 そんな戦闘の最中でも、僅かながら落ち着く時もあり、里心なのか愛する姉さん女房の顔がちらつく事で、まだ人並みであることに安堵し、ため息を一つ吐く時間があるだけ慈悲深い。


 はぁ……仕事とは言え、早く帰りたいよ、全く───。









 ───兵共が夢の跡。



  全く、焼きが廻ったものだな……。


 任務そのものは無事に達成、生存戦略としては大チョンボをやらかしてしまったが……。


 子供の頃から心、身体、持てるもの全てを戦争・紛争に投じれば、ついには逃れることの出来ない連鎖に掴まれ、足元を掬われた。

長生きし過ぎた少年兵の因果応報だろう。


 ただ解放求めてもがき足掻いた、そんなクソッタレな人生だった……けれど、その最後の方は……本当に素晴らしい日々だった。


 大好きな彼女と共に人生を歩む、人並みの幸せを甘受出来ておおむね満足だった……移ろい激しい時間よ、あともう少しだけ俺に贅沢させて欲しかったよ。


 おかげで彼女はな、あんなに楽しみにしていた記念日を……最高のディナーを、いったいどういう気持ちでキャンセルを伝えなきゃいけないのだろうか?……全く、台無しにしやがって。


 彼女と、提供してくれる者達にどう詫びてくれるんだい?


 俺がいくら詫びようと足りやしないよ……ジーザスのクソッタレ!


 全く……あぁ、もう俺にはどうにも出来ないことだけに悔しいね。


 今はただ、虚空を見上げるだけ……。


『………zooooooOOOOM!』


 ……空はこんなに青かったのか、幾重にも重なりを描いて銀色に煌めく、まるで十字架のような航空機の編隊が通り過ぎようとしていた。


 十字架たちは白い尾を引きながら、まるでこちらを迎えに来たかのようだった……それともただの偶然か?


 ただ、何故かその光景はとても美しく、言葉に表せないぐらい綺麗だった。


 手を伸ばそうとすれば、まるで今すぐにでも手が届きそうな青い空、銀色に煌めく十字架たち。


 思わず左手を伸ばせば……赤黒い血がぽたり……と滴り落ちてきた……あぁ、指がなくなってやがる。

なんて様だ、全く……クソッタレ……。


『………』


 ふと、無機質なノイズを発する無線機、そこから愛する彼女の声が聞こえたような……いや、気のせいか?


『……タイイ……ウチヤ……』


 おいおい、本当に迎えに来てくれたのか?……わからない……けど……ありがとう、ありがとう……。


『……タイイ……ブジ……ナノ……トウシテ……』


 すまない、最早俺に残された時間はなさそうだ。


 左手の指が欠落し、右足も被弾して使い物にならない。


 おまけにボディアーマーの隙間を抜けた弾で内蔵を抉られた……どす黒い血が吹き出し、紫色混じりに軍服を侵食……駄目だな、こりゃ?


 砂漠地帯の夜は寒いと言うけれど、今はまだ昼だぜ?


 ため息一つ吐くだけでも痛い、血が吹き出していく度に朦朧としていく意識が……クソッタレ……。


 ………もはやこれまでか。

残っているものは薄れいく僅かな意識、ちっぽけなプライド、それとくだらない意地だけだ。


 身体の殆どは全くの使い物にならず、親友同然のカラシニコフすら扱えず、今は何処へやら?


 ……だが、全く使い物にならない身体でもありがたいことに、唯一利き腕側だけは無事のようで、握りしめたマカロフ自動拳銃には弾が入ったままだ。


 ……ははっ、拳銃だったら何とか扱えそうだ……良かった、俺はジョニーの凱旋にならず済むようだ。


 もう残された時間も僅か……だから、最期ぐらいは俺が決める。


 思えば今に至るまで、まるで魔法がかかったような日々だったな……。


 魔法が解けていく、その前に、世界で一番大好きな、愛する彼女とのケジメをつけないとな。


「……アリガトウ……アリガトウ……アイシテル……」


 声にならねぇ声で綴った最期の愛の言葉。

仕上げは引き金を引くだけ、たった一つの冴えた方法で俺は何者ですらなくなる。


『……タイイ……タイイ!……』


「……アイシテル……サヨウナラ」


『…Click…BANG!────。







 ───音が無くなり、何もかもが消えた。




 ───。




 ───本当にそれでいいのかい?




 ───君が良いと思うならそれで良いかもしれないけど……それ、本心じゃないだろ?




 ───君は幸せになれる、もっと幸せになれるはずだったんだ!……だからさ、もう一度新しくやり直さないか?




 ───君の求める幸せ、それに必要な何かが足らないかもしれない。

君が幸せになる為のもの、それが何かわからずモヤモヤしながら待つことになるかもしれない。




 ───でも心配ないさ……最初は不自由するかもしれないけど、君なら大丈夫。自分で切り開く力があるだろう?




 ───困難な事もある、皮肉な運命を呪いたくなる事もある、そうなるかもしれない……だけど、これから君はもっと自由に生きる、生きて良い権利がある。




 ───これから君は新しい世界で好きなように、好きなだけ生きてその手で幸せを掴み取るんだ!

……だから、思い出に浸るのもいいけど、もう一度前を向こうぜ?

後は安心して俺に任せてくれ……are you ready? all right!

それじゃ、アディオス!───。






 ───cut!






  ───登場人物紹介。



 Name / 大尉と呼ばれた男。


 本作の主人公。今は訳あって記憶を失っている為、名前が明かされる(思い出す)のは大分先である。


 本章については、少年兵だった彼が生き延びてやがては大人となり、のちに最愛の人と結ばれるも……壮絶な最期を遂げた一人の英雄が、駈け抜けていった走馬灯である。







 Name / 大佐と呼ばれた女性。


 本作のメーンヒロインであり、大尉と呼ばれた男の上司であり、奥さまである。


 関西弁を喋り、チャーミングなジト目が特徴的な大人の魅力溢れる女性。


 冒頭から紆余曲折を経て結ばれるも、愛する人を失った彼女は……。







 Name / ラティーノ


 どこからともなくラテンの風と共に現れ、爽やかな笑顔で意味深な一言を残して去りぬ……いや、誰だよお前?






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