ジレンマ
カラ缶
第1話
「あなたなんて大っ嫌い!」
そう吐き捨てた。
そのつもりだった。
なんで。どうして。
今まであなたの事なんてあれだけ嫌いだったのに。
今ではあなたと共に過ごす時間が楽しくなってきて、好きになろうとしている自分までいる。
私は文系志望なのに。
(了)
ジレンマ カラ缶 @karakan0618
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