第8話ダメになった僕を見て君もビックリしただろう
そして、20代。豪志の廃人生活が始まった。眠れるのは2日に1回12時間。頭も悪く目も使えない。起きられるのは食事と風呂とトイレ。あとは1日2時間程度の散歩を日課にした。少しでも眠れるように。
誰に話しても皆が嗤うが、この頃の豪志は死ぬことしか頭になかった。
「あと1日だけ、あと1日だけ生きてみよう」と。
楽しみはサッカー雑誌、マンガを読むこと、J-POP音楽を聴くこと。
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