おまけ 神も仕事はしたくない
「クソォォォ!」
リースに逃げられた俺は仕事したくないのに!
管理してる世界の使用された総魔力量とか調べてなにに使うねん、何故か神のルールで決まってるんだよなぁ
せっかく部下に仕事を押し付けて爺さんの世界に逃げてきたのに爺さんの仕事やらなくちゃいけなくなっちまうよ
「爺さん起きてくれよ…」
「……」
真っ白に燃え尽きたまま動かん
ふざけるなよ、もう演技してるとしか思えない
「あ〜〜」
後輩でも呼んで仕事してもらうかぁ〜
「誰にしようかなー」
男神呼んでも楽しくないし女神が良いよなぁ
〈連絡先〉
真面目女神
雨女神
軍服女神
ロリ女神
女神ちゃん♪
俺の部下達にチクらないで仕事やってくれる候補は2神だけだよな…
「まずは真面目女神から」
『もしもし』
「おぉ!久しぶり早速なんだけどさ今から会えない?」
『無理です私は忙しいので』
「頼むよぉ…少しだけ仕事手伝ってくれるだけで良いんだ」
『はぁ、アートはやれば出来るんですから自分でやってください、それじゃ今度飲み会楽しみにしてます』
「ちょっと待っ」
ツーツー
ダメだったか
時間ある時はなんだかんだ文句言いながら手伝ってくれるんだけどな
「次ロリかぁ」
かなりの高確率でやってくれるんだけど弄るのが楽しすぎて仕事にならないんだよなぁ
『もしもし』
「お・ひ・さ・!」
『お前かよ!なんだよ、お前らが作った僕の写真集見つかったのか?だったらすぐ壊すから持ってこい』
「いや見つかってない、そんなどうでもいい事より」
『どうでもよくないだろ!』
「今から俺のいるとこの情報送るからさ来て」
『理由を言えよなんでだよ』
「それじゃ!」
『おい待てって』
ツーツー
よし、労働力確保完了
来るまで時間あるだろうし女神ちゃんに連絡しようかな
『もしも〜し♪』
「あ、マリナひさ、久しぶり」
『えぇ、久しぶりです今日はどうしました?』
「いや、少しだけ、話したいなって」
『ふふ、なんですかそれ』
あぁ、可愛い
やばい、なんて威力だ
「今度ご飯食べにいかないか?」
『ご飯ですか?良いですよー♪』
やばい、喋る事に迷って急にご飯誘ってしまったけどOKされたから問題無し!
『どの世界の料理食べに行きますー?』
「まだ全然考えてなくて…少し調べ」
『それか私が作りましょうかー♪』
「是非お願いします」
キタコレ
まさかこんな流れになるとは…
『すみません、仕事しないといけないので今日は切りますね今度日付決めましょー♪』
「おう、わかった」
『じゃあねー♪』
服ちゃんとしたの作るか!
楽しみだ!
「こんにちは、アート様」
!!!この声は…
「さぁ仕事の時間です」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺の部下ぁぁぁぁ!
「来たけどなんだこの空間やばすぎでしょ」
ーーーーー
チャラ男神(アート)……名前が判明したチャラ男神
真面目女神……身長高めの眼鏡が似合う美人、仕事に関しては厳しいけどなんだかんだ優しい
雨女神……雨の女神様、基本暇してる
軍服女神……誕生した時から軍服、戦闘力高くチャラ男神4人いても瞬殺
ロリ女神……ロリです、リースより身長低く髪が長いから女神達に髪で遊ばれたりしてる、ファンクラブが存在している
女神ちゃん♪(マリナ)……音楽の女神様、めっちゃ可愛い人気の女神様、チャラ男神に限らず男神達にめっちゃ惚れられてる
ゴットフォン……目の前にホラグラムで電話してる相手が現れる神の携帯電話
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