#13



リュウとティルはお互いに見つめ合う。


リュウには高野が嘘の職業ジョブを演じていることを伝えているので、「上書き」リライトというスキルなどないとわかっているはずだが、スキルの存在を信じ込んでいるティルは明らかに表情に余裕を無くしていた。


「話が違う…」


ティルは目に涙を浮かべながら呟く。


「話が違いますよ!先生」


「ティルさん、貴女が今、向き合うべき相手は私ではない」


食ってかかろうとするティルに高野はゆっくりと首を振る。


「ティル…」


躊躇ためらいがちに声をかけたのはリュウだった。


彼は唇を噛み、なにかを言おうとして、口を開き、そして再び口を閉じる。


彼の表情には怒り、悲しみ、戸惑い、不安…様々な色が浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返していた。


彼にはわかっているのだろう。


最初の一言を間違えれば、永遠に互いの気持ちが分かり合えないままになってしまうことを。


故に「ふざけんな!」と罵声ばせいを浴びせ、ぶん殴ってやりたい暴力的な衝動を…


「なんでこんな酷いことをしたんだ」と崩れ落ちて泣き喚きたい気持ちの高ぶりを…


「妊娠ってなんだよ、いつから?そんなの知らなかった」という心の迷いを…


「こんなことになって俺たちはこれからどうするんだ」という未来へのうれいを…


浮かべてはぐっ、と飲み込む。




「…まずは…………………すまなかった」


そして最初にリュウが選択したのは謝罪の言葉だった。


ティルは自分を責める言葉、呪う言葉が真っ先に飛んでくることを覚悟していたため、驚いて目を見開く。


「お前を不安にさせたこと。お前の気持ちに気付いてやれなかったこと。それが今回お前にこんなことをさせてしまったんだな」


「…」


ティルは目を見開いたまま、黙ってリュウの言葉を聞く。


そして、「ずっと…」と形の良い唇を開いた。


「ずっと不安でした」


「…」


「私はずっと独りでした。地味だし、ブスだし、人と話すのが苦手で、読書が趣味の、暗いエルフで…」


ティルはぽつりぽつりと語り始める。


「里でも独り浮いていました。気味悪がられて友達もいませんでしたし、狩りも下手くそなので家族にも『穀潰ごくつぶし』って言われて。なにもできないから里の魔法の本を何度もり切れるくらい読んで…」


ティルは両手を合わせて自分の手を見ながらポツポツと語る。


「結局、追い出されるように大都市レンスに出てきましたが、世間知らずなエルフだから………すぐに奴隷商にだまされて、捕まって…。レンスのお金持ちに、なにが目的なのかは未だにわかりませんけど、買われて、暗いおりに閉じ込められて…それから何年もそこで過ごしました」


「…」




高野は、ティルには人の気持ちを理解する「共感性」という能力の一部が決定的に欠落していると思っていた。


だが、それが彼女の先天的なものなのか、あるいは育ちによるものなのか、見極められずにいた。


―――きっとどちらの要素もあるのだろう。


高野はそう考える。元々人と接することが苦手だった彼女。今の話1つとっても彼女の自己評価はとても低い。地味で、可愛くない、暗いエルフ…。


家族や周囲には彼女のコミュニケーションの苦手さを個性としては受け入れてもらえず、「放っておく」あるいは「しいたげる」といった対応をされてきたのだろうことは想像にかたくない。


そして、救いを求めて出てきた都市でも奴隷商にだまされ、捕まって、売られてしまった。


これらは彼女の心の闇を作ったエピソードのほんの一部だろう。




「あ…、で、でも、なにをされたわけでもありません。私の純潔を捧げたからリュウくんはわかっていると思いますが…」


ティルは慌てて、リュウに「性的なトラブルには巻き込まれていない」とアピールする。


そして合わせた両手をじっと見つめて微笑んだ。


「だからあの時…。あのお屋敷の暗闇から私を救い出してくれたリュウくんが、本当に王子様に見えたんです。もちろん今でも王子様です。―――他にもいっぱい捕まっている人たちはいましたけど、リュウくんは私にだけ『行こう』と声をかけてくれたから…」


ティルは頬を赤く染めて、チラリとリュウを盗み見る。


「…なんだったんですか?そのお屋敷は?」


高野がこらえ切れずにリュウに尋ねる。リュウは眉間にしわを寄せる。


「…………とある宗教集団の『人間倉庫』の跡地だよ。俺がティルを助けた時にはもうもぬけからだった。10年くらいレンスで奴隷を買い集めてそこに集めていたらしい。…なんの目的かはわかんないけどな」


リュウは高野の目をじっと見つめて続ける。


「この話は…あんまり深入りしないほうが良い。―――とにかく、ティルは破棄された『人間倉庫』の唯一の生き残りだったんだ」


「唯一?他にも捕まっている人たちが…って」


リュウは首を横に振る。


「いや、俺が助けに来た時にはティルだけだったよ。他は皆、餓死がししてた。『倉庫』が破棄されてから1ヶ月は経ってたからな」


「…?」


人間は飲まず食わずでは2~3週間で餓死すると聞いたことがある。種族による個体差もあるだろうし、この世界には「レベル」の概念もある。だから地球の基準をそのまま当てはめることはできないが…。


リュウの「1ヶ月」という表現から、実際にはそれ以上時間が経過していた可能性もあったということだ。…そして、ティル以外の人間は全滅していた。


「まさか…」


頭の中に檻の中に入れられたティルの周りに死体が転がる光景を…


そしてティルの口の周りが血で赤く染まる想像をして、高野は背筋が凍りつく。


「―――そのまさか・・・だよ。ティルは人を食って生き残った。それは俺も知っている。だが、それがどうした?コイツは生きるためにそれを選んだだけだ」


息を飲む高野にリュウはそれが高野の予想取りであると事も無げに言い放つ。


「リュウくん…やっぱりリュウくんは私の王子様です。貴方だけは…貴方だけはどんな私でも受け入れてくれる。みにくい私でも認めてくれる。だから私は…」


ティルがリュウに近づこうとするのをリュウは無言でさえぎる。


「お前が例え人殺しでも、人を食っても俺は構わない。…でも、でもな、仲間はダメだろ。…なんで…なんでこんなことをしたんだよ!!」


「!?」


ティルはリュウのあまりの剣幕に驚き、後退あとずさる。


「お前を助けたあの日、俺の隣にはジェラとナーシャもいた。覚えているか?」


「…」


ティルはリュウの顔を驚いて見つめる。


「屋敷に突入する前にもう人の気配がないことはわかっていた。あの日、それでも生存者がいるかもしれないから探索しようと言い出したのは俺じゃない。ナーシャだ」


「…」


「お前を見つけた時、真っ先に『きっと腹が減っている筈だ』って食事の用意をしたのはジェラだった…覚えているか?」


リュウは頭の中で過ぎ去りし日の記憶を思い起こしながら、ティルの魂を殴りつけるように声を絞り出す。


「覚えていますよ。ジェラは私に肉を食べさせようとして、ナーシャに『いきなり消化に悪いものを食べさせちゃダメ』と怒られていました」


「それでナーシャが作ったのは野菜のスープだった」


「あのスープは今でも覚えています。リュウくんと私が初めて会った日の食べ物ですもの。とても…とても美味しかったです…」


スープの味を思い出しているのか、ティルはゆっくりと目を閉じて、ほぅっと息を吐く。


「ウルグニ山で王熊キング・ベアに襲われた時、身をていして殿しんがりを引き受けてくれたのはジェラだった」


「あの時は本当に死にかけましたね。リュウくんがやられた時はもう本当にダメかと思いました」


ティルが懐かしそうに相槌を打つ。


「ジェラが怒って『獣神の加護』を発動させて斬り倒してくれなかったら危なかった」


「でも、リュウくんの『稲妻斬り』で弱らせていなかったら、いくらジェラでも倒しきれなかったですよ」


王熊キング・ベアの話、というと、高野はギルド内で以前ジェラルディの噂を聞いたことがある。


これは彼女が「暴刃」ぼうじんと呼ばれるきっかけになったエピソードだろうか?


言葉だけで見ればただの昔話だ。しかし、それを語る2人の表情も声のトーンも真逆―――仲間との思い出をリュウは悲しそうに、ティルは嬉しそうに語る。


「いつもジェラが真っ先に突っ込んでいってさ。ナーシャと俺が慌ててフォローする。その間にお前がトラップを作ってってパターンが多かったな」


「ゴルスキ村のゾンビ事件で突っ込んでいったのはリュウくんでしたけどね」


「あれはお前がヴァンパイアに襲われてゾンビ化されかけたからだろ?」


「ふふふ…いつもそうやって困った時、リュウくんは真っ先に私を助けてくれました」


ティルは微笑んで、リュウを見つめる。


「やっぱりリュウくんは私の王子様なんです。………ずっと一緒に居たい。いつまでも」


ティルは頬を赤らめて告白する。


「…………なぁ、俺たち、皆でうまくやってたよな?それなのにどうして…?」


ティルは薄く笑い、リュウの目を見て、ゆっくりと口を開く。


「うまくやってた?…いえ、うまくやっていたフリをしていた・・・・・・・だけです」


「!?」


ティルの目は全く笑っていなかった。


噛み合っているようでズレた会話はティルのこの一言で正しく噛み合った。


リュウはずっとパーティでの思い出を語っていたが、ティルはリュウとの思い出を懐かしんでいたに過ぎない。


ティルからすればリュウ以外のパーティの思い出はおまけ・・・に過ぎない。


「あのパーティはきっと…皆、リュウくんのことを好きだったんだと思います。だからジェラもナーシャも皆ライバルだった。少なくとも私はそう思っていました」


「…」


パーティとは互いに自分の命を預けられるほどの強い信頼関係があることで成立する人間関係だ。


リュウという存在にかれて集まったパーティは、ティルのいうように彼とは強い信頼関係で結ばれていても女性同士の信頼関係は微妙なバランスで成り立っているのかもしれない。


つまり、抜け駆け禁止。誰かが付き合ってしまえば容易に瓦解がかいする関係性。


しかし、リュウはひそかに個別に彼女たちと肉体関係を持っていた。パーティの中核自らが率先して禁を破っていたのだ。


そのことで、彼女たちはそれぞれ、他のメンバーに対して密かな罪悪感と、優越感を抱かせることになった。


逆に、リュウが個々にそうした関係性を築いていなければ、このハーレムパーティはAランクにまで上り詰めることもなく、早々に解散していた可能性もある。


リュウ目当てで集まった彼女たちは、自分が「彼女」であり、他の女性たちよりも優位に立っていると思い込んでいるから…それも隠れて付き合っているという他のメンバーに対しての罪悪感もあるから、ハーレムの状態を許容・・していたに過ぎないのだ。


「私たちは皆ライバル。リュウくんと一緒にいたいからパーティにいました。多分他のコたちもそうなんじゃないですか?」


「!! そんなこと…」


「じゃあ、なんでナーシャは出ていったんですか?」


「…ッ!!」


リュウはナーシャを振り返る。


「…ナーシャ」


「そう…ね…確か…にその女…の…言う…通り」


シュゼットによってハイポーションを染み込ませた包帯を巻かれながらナーシャは口を開く。


ナーシャは絶叫し続けたせいで潰れてしまった喉を震わせ、しわがれた声を絞り出す。


「私たち…は、リュ…ウがいたから…繋がって…いた」


「ちょ…ちょっと無理して喋らないでくださいぃぃぃ」


シュゼットがナーシャを止めようとするが、彼女は喋るのを止めない。


強靭きょうじんな精神力だ、と高野はナーシャを見て思った。


顔を刃物でめちゃくちゃに切り刻まれ、四肢を切り落とされ、何度も何度も傷を癒やされては痛みを与えられてもなお、彼女は正気を保っている。


「リュウ…ア…ンタは…欲張りす…ぎたのよ」


包帯の奥から覗く瞳はリュウの顔を真っ直ぐ捉えていた。


「私…た…ちの気…持ちを…もてあそび…踏み…にじ…って、周り…も巻…き込んで…アン…タの欲が…招い…た結…果がこ…れ………よ」


「!?」


「アンタ…に会って…こ…れだ…けは言…いたかっ…た。…………………………くたばれ、このクズ野郎」


リュウはその言葉に明らかに動揺する。


「違いますよ。なにを勘違いしてるんですか?貴女は私に勝てないと思ったから身を引いただけでしょう?負け犬!………リュウくんは悪くない」


ティルはゴミでも見るかのような冷たい目でナーシャに吐き捨てるように言い放つ。


「悪いのはリュウくんをたぶらかした貴女たちです。でも…私は違う…」


ティルはリュウをうっとりと見つめ、微笑む。


「私はリュウくんのためならどんな女にでもなれます。リュウくんの好みに合わせて化粧もして、服も髪型も変えました。マリエルみたいな体つきが好きなら豊胸だってします。ナーシャみたいな顔が好きなら顔だって整形します。私は…貴方に愛されるためならなんだってする。なんだって捨てる」


ティルはリュウに近づき、リュウの手を両手で握る。


「リュウくんが望むなら、どうしてもっていうなら…他の女のコとそういうこと・・・・・・をするのも許します。―――でも私を一番愛して?そうすれば私は貴方とケンちゃん以外の全てを捨てるから………」


「ティル…ごめん…俺は…」


先程のナーシャの言葉に強いショックを受けたリュウはまだその衝撃から立ち直れずにいた。乾いた声を絞り出し、首を振りながらその手を振りほどこうとする。


だが、ティルはその手を必死に掴む。そして自分の腹部にその手を押し当てた。


「ごめん、じゃない!!!私たちの間には子どもがいるんです!もう貴方はパパなんですよ!貴方は私の夫なんです。他の女なんて忘れて私だけを見てください!!!私だけを見て!!!」


「俺は………父親なんかになれない。あまりにも唐突で…」


リュウは泣きそうな顔をしながら首を横に振る。明らかに追い込まれていた。


自業自得だが、彼の立場に立って考えれば、心理状態が不安定になるのも無理はない。


彼は不貞の事実に怒り狂い自分の命を狙う元交際相手ジェラルディから逃げ、ギルドに保護され、出てきた途端にティルに拉致監禁された。


2~3日、光も音もない状態で身動きを封じられ、解放されたと思えば、今度は妊娠の事実を伝えられる。


その動揺を引きずったまま、仲間たちのむごい拷問を受けた姿を目撃。


愛していたマリエルには酷い言葉をかけられ、ナーシャからは不貞を責められ、余裕のない状態で、ティルには「責任を取れ」と詰め寄られる。


彼の主観で物事を見れば相当なストレスがかかっていたに違いない。


それでも、これまでティルを刺激しないようになんとか理性的に振る舞ってきた。


だが、ティルはそんな彼に容赦なく畳み掛ける。


「お願いです!!!私を捨てないで!!!なんでも…なんでもするから!!!子どもが…子どもが嫌なんですか?ケンちゃんができたから私を捨てるんですか?だったら私は…」


「ティル!!!」


涙を流し、興奮するティルの肩をリュウは掴み、彼女の目を見つめる。


「俺は…俺はお前の気持ちに応えられない。正直…この状況、しんどすぎるよ…。俺は今、どうすればいいのか…なにをすればいいのかわからないんだ」


リュウは顔を歪めながら首を振る。彼の顔には「もう限界」とはっきりと書かれていた。


「なんでだよ。なにもかもうまくいってた筈だろ…。皆でさ。…どうして…どうしてこうなったんだ。俺には全然わからないよ」


「リュウくん…私はどうしたら…」


「だから知らないって言ってるだろ!!!」


リュウは突然、顔を真っ赤にして怒鳴る。ギリギリで保っていた理性の限界を超えたのだ。


「俺だってどうしたらいいのかわかんないんだよ!!!ジェラもナーシャもマリエルも皆、こんなにしちゃってさ。お前もわけのわかんないこと言ってるし、どうしてくれるんだよ、責任取れよ!!!」


「え…」


ティルはリュウのあまりの剣幕に驚き、涙を浮かべる。


「皆、俺が悪いのか?俺のせいなのか?ああ?!俺が皆と仲良くしたから悪いのかよ!!!だって異世界ってそういうところだろ?俺には特別な力があって、皆、俺のことが好きで、なにもかもがうまくいく…そういう世界の筈だろ!!!」


リュウは髪を掻きむしりながら「クソ!!」と叫んだ。この場にいる全員がリュウのあまりの変貌へんぼうぶりに呆気あっけにとられた。


「知るかよ。何だよ、子どもができたって、知らねぇよ。このメンヘラ女!なんでもするって、こえぇよ。なんでこんなことが平気でできんだよ。こっちだってここにくるまでは普通に男子高校生してたんだ。突然異世界に飛んで、神様に力貰って、皆には英雄とか呼ばれてさ、ここまで全て順調だったんだ」


「リュウく…」


「離せよッ!!!」


リュウはティルを突き飛ばす。


「俺は知らない。知らないからな!!!俺はジェラもナーシャもマリエルもお前も知らない。責任なんか知らない……………もううんざりだ。もう全部沢山だ。限界だ。限界だよ。俺は俺の好きなようにやる。この世界は俺のためのものだ」


「リュウさん、ちょっと落ち着きましょう」


高野が声をかけるがリュウはそれを無視し、小屋の扉を蹴破る。元々ティルもリュウと逃亡するつもりだったためか、扉に仕掛けられたトラップは解除されていたようだ。


「うるさいっ!!もうどうなろうと知ったことか。後は勝手にお前らだけで解決しろ」


「ちょっと…まっ…」


ティルが手を伸ばすよりも早く、リュウは小屋の外へと飛び出し、あっという間に姿を消した。


元々、拷問した彼女たちを人質にすることを前提としたトラップはあったが、ティルにとっても彼女たちを見捨てて、ティルも置いて脱走することは計算外だったらしい。


彼女たちへの執着を失くす、それすなわち、彼が「洗脳」から脱し、ティルの元へ戻ってくる予定だったのだから…。




「ええ…と、これは…」


どうしよう…、と高野は呟く。リュウが限界を超えてキレ・・た。


そして全ての問題を置き去りにして逃亡した。


誰もが想像し得なかった展開だった。


朝日がリュウによって蹴破られた扉から差し込み、血まみれの部屋を明るく照らす。


「…………リュウくん」


ティルはリュウの消えていった方向を見て小さく呟いた。

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