孤独な森のひきこもり魔女、王太子妃として溺愛される
夕鷺かのう/ビーズログ文庫
プロローグ
むかし、むかし。今から二百年ほど前のこと。
西の大国レヴェナントの王様とお
この国では当時、やんごとない身分の家に
しかしたった一人、――いにしえの大魔女モイライ一族のメーディアにだけは、招待状を出しませんでした。
なぜって?
メーディアは、それは美しく強い魔女でしたが、それはそれは男
毎日のように
けれどそんな事情、もちろんメーディアにとっては知ったことではありません。国をあげての
空飛ぶほうきにまたがってお祝いの宴に乗り込んできたメーディアは、
『よくもまあ、あたくしだけのけものにしてくれたね。お返しに、二度とあたくしのことを無視できないように、お前たちに
『お前たちの血筋の男は
メーディアの力はたいそう強く、他の
以来、仕方なくレヴェナント王室は、半永久的にモイライ一族を王宮に出禁にしたということです――
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