事件2:癒着大量発生

チャプター1

俺は、空の診療所で、目を覚ました。

「ここは? ん、痛てててーっ。」

「気が付いたか?」

「空か。俺は、どうしてここに?」

「正義の味方の代表に頼まれて、救急車で運んで来た。」

チャプタ―2

そこへ、天衣と烈香がやって来た。

「良かった。心配したんだよ。」

「さすが、激。でも、無茶し過ぎ。」

「あっ、その、えーと、済まん。」

俺は、合唱して、謝った。

チャプタ―3

ここは、首領の基地である。

「ゲマトレンジャーもやりおるな。」

「後は、レジスト100のみですな。」

「レイド。ゲマトレンジャーに街の破壊をさせまくれ。」

「正義の味方は?」

「代表以外は、全て、殲滅済みだ。悪の組織もな。」

「何て、恐ろしい戦隊なんだ、あいつらは?」

レイドは、消えるように去って行った。

チャプタ―4

ここは、羽田空港である。

そこには、鈴と雷が居た。

「激は、大丈夫だって。」

「そうか。天衣と烈香の話だと、ゲマトリックオーブの持ち主は、首領。」

「でも、正体は、不明。」

「それだけしかないな。」

しばらくすると、そこへ、癒着の大群がやって来て、人々を襲い始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「キエーッ。」

「何で、こんなところに癒着が?」

「倒すしかなさそうだ。」

鈴と雷は、癒着との対決を開始した。

チャプタ―5

正義の味方の代表は、アクアラインで、癒着の大群と戦っていた。

「おりゃーっ。」

「キエーッ。」

だが、いくら倒しても、湧いて来るのであった。

「何なんだ、こいつらは? まるで、きりが無い。」

チャプタ―6

ここは、空の診療所である。

「空。テレビをつけてくれ。」

「ああ。理解った。」

「アニメの時間帯か。」

「臨時ニュース?」

「世界中に癒着が出現し、パニックになっている?」

「癒着だって?」

チャプタ―7

そこへ、天衣と烈香がやって来た。

「そ、外に、変な大群が・・・。」

「もう、入って来るよ。」

「くそっ。どうして、こんな時に。」

「何々、日本から、特殊部隊キエーレキラーが出動。世界各地で癒着退治を開始?」

「俺も行くしかないな。」

俺は、アークトマホークに乗って、癒着退治へ向かった。

チャプタ―8

「激。何処まで、行くつもりだ?」

「癒着の出現ポイントだ。」

「おい、それって、東京湾の中だぞ?」

「だったら、吹き飛ばすまでだ。」

俺は、若洲公園へ辿り着いた。

「ここか。さてと、始めるとしよう。」

チャプタ―9

そこへ、謎の五人組がやって来た。

「ふっ。懲りない奴め。」

「この先へ通す訳にはいかない。」

「作戦の邪魔はさせん。」

「今度こそ、眠りなさい。」

「何処まで、続くかな?」

「ふっ。おあいにく、その気は無い。」

「破壊神覚醒。」

謎の五人組は、破壊神戦隊ゲマトレンジャーに変身した。

「創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事 激 フルアークモードに変身した。

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。破壊神戦隊ゲマトレンジャー。

 お前達を逮捕する。」

チャプタ―10

「ヒーロー退治。ゲマトレッド。」

「獣退治。ゲマトブルー。」

「メカ退治。ゲマトグリーン。」

「特殊退治。ゲマトイエロー。」

「ヒロイン退治。ゲマトホワイト。」

「全てを退治する剣。破壊神戦隊ゲマトレンジャー。殲滅。」

チャプタ―11

「ゲマトソード。」

「アークソード。」

「ゲマトレイン。」

ゲマトレッドは、無数の光の剣を投げ飛ばしたが、俺は、交わして、後ろへまわった。

「斬幻衝。乱幻衝。」

俺は、ゲマトレッドを斬りまくった。

「ウワーッ。」

「ゲマトフィスト。」

「アークフィスト。」

「ゲマトパイニッシャ―。」

「壁幻衝。」

ゲマトブルーは、俺を斬り裂こうとしたが、俺の作り出した壁に防がれた。

「炎幻衝。氷幻衝。雷幻衝。合幻衝。」

俺は、炎と氷と雷を同時に想像して術を放った。

「ウワーッ。」

チャプタ―12

「ゲマトボマー。」

「アークパルサー。」

ゲマトグリーンと俺は、互いを狙撃しまくった。

「ウワーッ。」

「ウワーッ。隠幻衝。」

俺は、姿を消した。

「何処へ行った?」

「アークエッジ。水幻衝。アークアクアスマッシャー。」

俺は、ゲマトグリーンをXの字に斬り裂いた。

「ウワーッ。」

「ゲマトランサー。」

「ゲマトブラスター。」

「アークパルサーフルパワー。」

俺は、ビルの屋上から飛び降りつつ、攻撃して来たゲマトイエローとゲマトホワイトを

狙撃した。

「ウワーッ。」

「ウワーッ。」

チャプタ―13

「お、おのれ、みんな、いくぞ。」

「ブレードギラーフェニックスリペアラー。」

「そう来ると思ったぜ。ブレードギラーブラフフェニックスフルパワー。」

ゲマトレンジャー達と俺は、不死鳥に姿を変えて、互いに貫通し突破した。

そして、一瞬だけ、静まり返った。

「ウワーッ。くっ。」

俺は、何とか、こらえた。

「ケケケッ。な、何っ? そんなバカな。」

「任務完了。」

「ギャーッ。」

ゲマトレンジャー達は、大爆発して消滅した。

すると、世界中に大量発生していた癒着も全て爆発して消え去った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る