アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ２

怪事件３：アーク刑事 激

チャプター１

俺は、パトガーに乗って、街を巡回していた。

「この街の何処かに、あの場所への入口があるはず。」

俺は、パトガーを降りて、大手町駅へ向かった。

チャプタ―２

ここは、署である。

そこには、鈴と雷が居て、会話をしていた。

「明一と美佐は、もう居ないのね。」

「もう会えないという事か。もっと早く気が付けば、くそっ。」

雷は、壁を殴った。

「この事件の真犯人は、首領ね。居場所は、異次元のビル？」

「レイドの言っていた事は、どうやら、本当の事らしいな。」

「激に早く伝えないと。」

チャプタ―３

ここは、謎である。

「とうとう、この時が来たか。レイド。幻衝怪と却達を全て蘇生させろ。巨大な奴以外。」

「仰せのままに。それでは、蘇幻衝。はーっ。」

レイドは、巨大な幻衝怪以外の幻衝怪と却達を蘇生させた。

「素晴らしき力だ。クククッ。さあ、幻衝怪ども、思う存分、街を破壊して来い。」

「おーっ。」

幻衝怪達は、地球全体へ散らばった。

「これで、この世界も終わりだ。フハハハーッ。」

チャプタ―４

その頃、俺は、地下鉄の線路をアークトマホークに乗って進んでいた。

「この先か。鈴。雷。ありがとう。」

「激。気を付けてね。ウワーッ。」

「どうした？　何があった？」

「テンの大群が、何でこんなに居るの？」

「何か、とんでもない事が。」

電話は、途中で切れた。

チャプタ―５

そこへ、レイドがやって来た。

「激。ここから先へは、行かせん。」

「お前は、レイド。」

「激。お前をここで消してくれる。」

「レイド。お前の相手をしている暇は無い。創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事　激に変身した。

「斬幻衝。滑幻衝。アークスライディング。」

俺は、レイドを一刀両断した。

「ギャーッ。だが、もう遅い。」

レイドは、爆発して消え去った。

俺は、アークトマホークに乗って、先へと進んで、異次元へ辿り着いた。

「ここの何処かに、首領が・・・。」

チャプタ―６

ここは、署である。

「鈴。大丈夫か？」

「ええ。何とか。でも、署が。」

「後は、激に任せよう。」

そこへ、天衣と烈香がやって来た。

「鈴さん。雷さん。こっちです。」

「ここなら安全なはずです。」

チャプタ―７

その頃、俺は、異次元の中央に居た。

「首領。居るなら、出て来い。」

すると、空中に映像が映し出された。

「良く来たな。正義の味方よ。ここで朽ち果てるが良い。」

映像と音声がやむと、そこへ、世界中へ散らばって、全ての街を破壊し尽くし、

全ての悪の組織を倒し、全ての正義の味方を変身出来なくして気絶させた幻衝怪達が

次々とやって来たと言っても、幻衝怪全員だが。

「おーっ。」

「こんなにたくさんは、無理だが、やるしかねえな。」

俺は、幻衝怪達の幻衝力を喰らった。

「ウワーッ。どうすりゃいいんだ？」

チャプタ―８

そこへ、正義の味方の代表がやって来た。

「激。全ての正義の味方から貰ったこの力を君に授けよう。はーっ。」

正義の味方の代表は、俺にその力を注ぎ込んだ。

「頼んだぞ。真の正義の味方よ。」

正義の味方の代表は、去って行った。

チャプタ―９

「創造神覚醒。はーっ。」

俺は、アーク刑事　激に変身した。

「な、何者だ？」

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課　アーク刑事　激。

　お前ら全員、逮捕する。」

幻衝怪達は、俺を囲んだ。

「そう来たか。いくぜ。フルアーク。はーっ。」

俺は、アーク刑事　激　フルアークモードになった。

チャプタ―１０

「ブレードギラーサークルスラッシュ。」

俺は、幻衝怪達を次々と浄化しつつ、斬り裂いていった。

「ギャーッ。」

幻衝怪達は、爆発して消え去った。

チャプタ―１１

そこへ、却と変身した剣と壊と衝がやって来て、不死鳥に姿を変えて突撃して来た。

「ブレードギラーデストリィーフェニックス。」

「ブレードギラーブラフフルフェニックス。」

俺は、不死鳥に姿を変えて、向かって行った。

二つの技は、暴発して大爆発した。

「ウワーッ。くっ。でも、勝てたな。」

「ギャーッ。」

却達は、爆発して消え去った。

チャプタ―１２

ここは、謎である。

「ここも、もう、おしまいか。」

首領は、逃げる準備を始めた。

俺は、謎へ辿り着いた。

中は、テンだらけだった。

「キエーッ。」

俺は、アークソードで、次々とテン達を倒して突き進んだ。

「キエーッ。」

やがて、俺は、首領の部屋へ辿り着いた。

だが、既に逃げた後だった。

「何処へ行ったんだ？ スーパーアリーナ？」

俺は、アークトマホークに乗って、埼玉スーパーアリーナへ向かった。

チャプタ―１３

一時間後。俺は、そこへ辿り着いた。

中へ入ると、そこには、首領が居た。

「クククッ。こ、ここまで、く、来るとは。」

「観念しろ、首領。」

「やなこった。全幻衝。」

首領は、大宇宙を想像して術を放った。

「ウワーッ。もう、力が出ない。」

チャプター１４

「やったぞ。遂に、倒したぞ。止めだ。フハハハーッ。喰らえ。ながら歩き。」

（説明しよう。ながら歩きとは、端末をいじりながら、敵に向かって

　歩いて行くだけの必殺技なのだ。）

「今だ。狙幻衝。アークブラスター。」

俺は、首領を狙撃した。

「ウワーッ。これでも喰らえ。」

首領は、杖から破壊の波動を放った。

「ウワーッ。アークバルカンオメガ。」

俺は、アークバルカンオメガを構えた。

「アークライトオーバー。」

俺は、首領を狙撃した。

「ウワーッ。ち、ちょっと待て。金と権力をお前にや、やろう。」

「問答無用。脚、幻、衝。はーーーーっ。」

俺は、飛び上がってから、一回転し、フルパワーの蹴りを決めた。

「ヌオワーッ。た、確かに、お前のデータは、貰ったぞーっ。」

首領は、爆発して消え去った。

チャプタ―１５

だが、そいつも、影武者だった。

「アーク刑事　激。また、何処かでな。」

首領は、二等辺三角形の飛行物体に乗って、空の彼方へ飛び去った。

そこへ、巨大化したカワウソがやって来た。

「激。踏み潰してくれる。」

「ウワーッ。危ねえな。召幻衝。アークテリオン。」

俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。

「アークモード。」

俺は、アークテリオンを人型に変形させた。

「アークフリート見参。」

チャプター１６

「鋭幻衝。斬幻衝。喰らえーっ。」

カワウソは、突撃して来た。

「剣幻衝。アークシミター。」

アークフリートは、アークシミターを手に取って構えた。

「激。一気に行くぞ。」

「ああ。斬幻衝。フリートスライザー。」

アークフリートは、カワウソを一刀両断した。

「ギャーッ。」

カワウソは、爆発して消え去った。

「そろそろ、戻るとするか。」

俺は、パトガーを召喚して、パトガーに乗って、去って行った。

エピローグ　チャプター１

あの事件から、三日後。

俺は、署で書類をまとめていた。

「こんなに、いろんな事件が起きるなんて、変なものだな。」

そこへ、天衣と烈香がやって来た。

「激。差し入れ。ピザだよ。」

「甘くておいしいよ。ふふーん。」

俺は、ピザを食べてから、パトガーに乗って巡回へ向かった。

「一人は、やっぱり、寂しいものだな。でも、俺は、頑張ってみせるぜ。」

チャプタ―２

「激なら、一人でも大丈夫だな。」

「大きな事件だったわね。それで、あの首領って人物は？」

「行方不明だ。でも、これで、しばらくは、平和だな。」

「それもそうね。」

チャプタ―３

俺は、今も、正義の味方の護衛をしている。

もちろん、首領を捜す事にも力を入れているけどな。

「激。何の事だ？」

「いや、独り言さ。アークトマホーク。全力で走ってくれ。」

「理解った。レベル最大型で行くぜ。」

激は、戦い続ける。

平和な日々を取り戻すまで。

「そこまでだ。創造神覚醒。」

「き、貴様は、何者だ？」

「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事　激。〇〇〇。

　お前を逮捕する。」

（〇〇〇は、想像にお任せします。）

―アーク刑事　激　完―のはずだったのだが・・・。