事件簿4:悪のアーク刑事
チャプター1
俺は、パトガーで街を巡回しながら、美佐を捜し回っていた。
「美佐の奴、一体何処に?」
俺は、パトガーを空中モードに切り替えた。
「空からなら、捜せるかもな。」
チャプター2
その頃、美佐は、鈴の研究所に居た。
「美佐。それだけは、駄目。」
「それでも行く。そうするしか。」
「理解ったわ。それなら、私も同行するわ。」
その時、美佐は、砂時計の形をした何かを発見して、手に取った。
「異次元歪み弾? 持って行こう。」
「美佐。それは、とても危険な白物よ。」
「そうなんだ。でも、持って行く。」
美佐達は、却捜しを始めた。
チャプター3
その頃、俺は、ピザを食べていた。
「自販機のも意外とうまいな。」
そこへ、幻衝怪の大群がやって来た。
「お前ら、本当にしつこいな。」
俺は、パトガーに乗って、アークレーザーで、幻衝怪の大群を一掃した。
「キエーッ。」
だが、いくら倒しても、次から次へと湧いて来るので、空から脱出した。
「何で、いくら倒しても、出て来るんだ?」
チャプター4
ここは、多摩区である。
却は、散歩をしていた。
「ここなら、良さそうだ。クククッ。」
そこへ、美佐と鈴がやって来た。
「却。そこまでよ。」
「あなたのアジトは、何処?」
「それは、教えられんな。クククッ。テンども、消してしまえ。」
却は、十体ものテンを召喚した。
「キエーッ。」
「鈴。ここは、任せたわ。私は、後を追う。」
美佐は、却の後を追った。
チャプター5
美佐は、却のアジトへ辿り着いた。
「良く来たな。だが、ここで終わりだ。」
俺は、却のアジトへ窓ガラスを割って飛び込んだ。
「却。ここがお前のアジトか?」
「ああ。偉大なるニュークリアー大首領が下さった物だ。邪魔は、させん。」
「今しかない。移幻衝。」
美佐は、俺と却を地上へ瞬間移動させた。
「あれ、美佐が居ない?」
チャプター6
その頃、美佐は、一体のテンと戦っていた。
「早く、ここから出て行け。はーっ。」
テンは、美佐を斬りまくった。
「や、やるわね。くっ。」
「な、何がおかしい? そ、それは?」
「ああ。これね。これで、ここも消滅。」
「や、止めろ。お前も消滅するぞ。」
「へへへっ。もう、戻れない。気も魔力も幻衝力も銃の弾も無いしね。」
美佐は、異次元歪み弾を構えて、スイッチを入れた。
「激。楽しかったよ。でも、もう、会えそうにないね。でも、これで。」
「ギャーッ。」
却のアジトは、消滅した。
「美佐ーっ。どうして、くっ。」
俺は、泣き崩れた。
チャプター7
「クククッ。最高の花火だ。フハハハーッ。面白いぞ。」
「てめえのせいで、明一も美佐も。」
俺は、怒り狂った。
「私のシナリオどおりだ。でも、私のアジトが消えるのは、違ったけどな。」
「創造神覚醒。」
俺は、アーク刑事 激に変身した。
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課 アーク刑事 激。極酷 却。
お前を逮捕する。観念しろ。」
「クククッ。消えてもらうぞ、激。出でよ、史上最強にして最残酷な悪のヒーロー。
アーク刑事 衝。アーク刑事 激を始末するのだ。」
そこへ、マントをしたテンがやって来た。
「仰せのままに。〇〇〇カーアクセス。」
「(衝ドライバーの音声)〇〇〇カーコード認証。アーク刑事 衝。」
マントをしたテンは、アーク刑事 衝に変身した。
チャプター8
「アークパルサー。」
衝は、俺を狙撃した。
「ウワーッ。アークバルカンオメガ。」
俺は、アークバルカンオメガを構えた。
「アークライトオーバー。」
「馬鹿め。そんな技は、無意味だ。反幻衝。アークリフレクト。」
衝は、技を跳ね返した。
「ウワーッ。桁違いの奴だな。だが、ここで、負けてたまるか。ブレードギラー。」
俺は、ブレードギラーを構えた。
「ブレードギラーの技なら、私の方が上だ。ブレードギラーシュトライトフェニックス。」
衝は、灰色の不死鳥と化して、俺に突撃して来た。
「アークプロミネンスクラッシャー。」
俺は、全ての力をブレードギラーの刃先に伝えて、衝に突き刺した。
「ギャーッ。」
衝は、大爆発して消滅した。
「そ、そんなはずでは・・・。くっ。出でよ、幻衝怪「恐魔龍」。」
却は、恐魔龍を召喚した。」
チャプター9
「グオーッ。」
「召幻衝。アークビースト。合幻衝。アークモード。」
俺は、召喚したアークテリオンとアークタートルとアークジラフを合体させて、
ブラフアークにしてから、飛び乗った。
「創造剣士ブラフアーク。」
チャプター10
「グオーッ。」
恐魔龍は、口からブレスを吐き出した。
「ウワーッ。一回で決めてやる。ブラフスペースシャイニングフルパワー。」
ブラフアークは、全力で、恐魔龍を浄化した。
「グウーッ。」
恐魔龍は、爆発して消え去った。
チャプタ―11
ここは、異次元である。
「ニュークリアー大首領。もうすぐ、ここへ、アーク刑事 激が来るかもしれません。」
「まあ、良い。気にするな。その時は、私が奴を倒して進ぜよう。」
「それで、ニュークリアー大首領。私は、何をすれば?」
「街を破壊して来い。そして、激も倒せ。」
「仰せのままに。我らが神よ。」
却は、消えるように去って行った。
チャプタ―12
その頃、俺は、署で休んでいた。
「明一も美佐も、もう居ないのか。」
そこへ、一報が入った。
その内容は、幻衝怪の大群が出現して、街や森林を破壊しているというものだった。
「今、俺に出来る事は、一掃する事しかない。明一。美佐。見ていてくれ。」
俺は、パトガーに乗って、幻衝怪退治を開始した。
「アークレーザー。Wシュート。」
「キエーッ。」
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