事件簿1:レイドの本性

プロローグ

俺の名は、月虹 激。

俺は、幻衝怪退治課の刑事だ。

とは、言っても、架空の人物だけどな。

もちろん、この話に出て来る物や人物などは、実在の物とは、一切関係ない。

それじゃ、そろそろ話すとしよう。

それじゃ、開始。

事件簿1:レイドの本性 チャプター1

俺は、箱根市で、アークフリートに乗りながら、巨大な幻衝怪「目比べ」と戦っていた。

「クククッ。これでもか? これでもか?」

「おい、激。きりが無いぞ。」

「仕方ない。召幻衝。アークジラフ。」

俺は、アークジラフを召喚した。

「激。何の用? うげーっ。気持ち悪い。」

「じゃなくて、早く、あの集合体を何とかしてくれ。」

「理解ったわ。アークショックランサー。」

アークジラフは、目比べを浄化し尽くした。

「ま、まだ、あるのにーっ。」

目比べは、爆発して消え去った。

チャプター2

そこへ、テンFの隊長がやって来た。

「激。降りて来い。クククッ。炎幻衝。」

テンFの隊長は、炎を想像して術を放った。

「ウワーッ。仕方ないな。」

俺は、アークフリートから飛び降りた。

「さあ、どっからでも掛って来い。」

「言われなくても行くぜ。アークエッジ。」

俺は、アークエッジを構えた。

「げっ。この状況って、まずくない?」

「輪幻衝。アークアクアスマッシャー。」

俺は、テンFの隊長を斬り裂いた。

「ギャーッ。俺って、弱っ。」

テンFの隊長は、爆発して消え去った。

チャプター3

ここは、却のアジトである。

「クククッ。月虹 激。待っていろ。必ず、貴様を倒してくれる。その時が、楽しみだ。

 そして、全てを消してくれる。フハハハーッ。」

却は、それ以来、行方が理解らなくなった。

チャプター4

「あれ以来、幻衝怪は、出現していないみたいだな。ふーっ。」

俺は、一度、署へ戻った。

チャプター5

署には、明一と美佐が居た。

「激。これが却のアジトから見つかったディスクよ。」

「ああ、あれか。済まない。」

「なあ、激。却って奴が姿を消しおったら、幻衝怪まで出て来んのは、何でや?」

「詳しい事は、俺にも理解らない。でも、出て来ないのは、確かだ。」

「レイドも見つからずと。姿を消したのは、この二名ね。」

「本当に、何処に居るんやろう?」

「居れば、きっと出て来るはずだ。」

チャプター6

ここは、幻衝怪空間である。

「ニュークリアー大首領。御命令を。」

「却。世界中を幻衝怪だらけにしろ。」

「本当によろしいのですか?」

「構わぬ。全てを消去し尽くす為だ。」

「仰せのままに。それで、ニュークリアー大首領。あなたは、何者なのですか?」

「知りたいようだな。良かろう。私は、全ての悪の組織の大首領達の御本尊だ。クククッ。

 激とかいう奴は、私の逆鱗に触れた。私の真の恐ろしさを見せつけてやろう。

 今すぐ、作戦を実行せよ。フハハハーッ。」

「了解致しました。それでは。」

却は、消えるように去って行った。

チャプター7

その頃、天衣と烈香は、散歩をしていた。

「妙に静かだね。鳥一匹、居ない。」

「変なの。不気味だよ。気味が悪い。」

「早く何処かに入ろう。」

「あーっ。激達が居る署だ。もうすぐ。」

天衣と烈香は、署へ向かった。

チャプター8

ここは、街の中である。

却は、スカイツリーのてっぺんに居た。

「クククッ。幻衝怪達よ。今こそ、力を示す時。さあ、思う存分、破壊を楽しめ。」

却は、テンの大群とマンドレイカーの大群と幻衝兵の大群と半魚人の大群とテンFの大群と 

フヒマの大群、ややこしいので、幻衝怪の大群を召喚した。

「キエーッ。」

却は、ニヤリとした。

チャプター9

二日目。署に一報が入った。

「えっ。何ですって? 世界中に幻衝怪が? 激。代わって。」

俺は、電話を交代した。

「君が、激か?」

「はい。一体何が?」

「私は、全ての正義の味方の代表だ。今だ、かつて、こんな事が起きたのは無い。君の居る場所も、

 幻衝怪だらけのはずだ。TVかパソコンで見られるはずだ。ウワーッ。」

「明一。TVをつけてくれ。」

「理解った。な、何や、この状況は?」

明一は、寒気を感じた。

チャプター10

しばらくすると、そこへ、幻衝怪の大群がやって来た。

「ねえ、激。ここって、危険よね?」

「激。何や、あの群れは?」

「明一。美佐。逃げるぞ。」

そこへ、天衣と烈香がやって来た。

「激。街が大変な事に。」

「激。何とかして。」

「美佐。天衣と烈香を頼む。」

「理解ったわ。こっちよ。」

美佐達は、去って行った。

チャプター11

俺と明一は、パトガーに乗った。

「明一。一気に行くぞ。」

「おっしゃーっ。いつでも良えで。」

俺達は、海ほたるへ向かった。

「明一。ここなら、一応安全だ。人々をここへ避難させてくれ。ペットもだ。」

「任しとき。それで、激。お前は、どないするんや?」

「幻衝怪の大群を一掃する。」

「理解った。気い付けてな。」

チャプター12

俺は、明一を降ろしてから、アークトマホークに乗り換えて、街中へ戻った。

「何処から、一掃する?」

「そうだな。とりあえず、却の居た場所へ向かってくれ。」

「理解った。激。来るぞ。」

「キエーッ。」

「狙幻衝。アークブラスター。シュート。」

俺は、大群のほんの一部を一掃しまくりながら、進んで行った。

チャプター13

俺は、スカイツリーへ辿り着いた。

そこには、却が居た。

「良くここが理解ったな。だが、貴様もここまでだ。レイドへリッド。」

「お任せを。激。終わりにしてくれる。」

「まだ、生きていたのか。創造神覚醒。」

俺は、アーク刑事 激に変身した。

「邪幻衝。はーっ。」

レイドは、邪気を想像して術を放った。

「ウワーッ。聖幻衝。」

俺は、聖なる力を想像して術を放った。

「ウワーッ。くっ。速幻衝。技幻衝。」

レイドは、俺に次々と拳と蹴りとチョップを喰らわせまくった。

「ウワーッ。やるな。だが、お前に負ける気は、しねえな。」

「何だと? 雷幻衝。」

レイドは、雷を想像して術を放ったが、俺は、強行突破した。

チャプター14

「アークフィスト。アークエッジ。」

俺は、二つの武器を装着して構えた。

「斬幻衝。アークカリバ―。」

俺は、レイドを×の字に斬り裂いた。

「ヌオワーッ。ま、まだだ。」

チャプター15

レイドは、本性を現した。

「私の本当の姿は、これさ。名は、幻衝怪「闇バク」。いくぞ、激。幻衝光線。」

闇バクは、幻衝光線を放った。

「ウワーッ。そういう事か。いくぜ、クアトルモード。」

俺は、クアトルモードになってから空中へ飛び上がった。

「アークバルカンオメガ。

俺は、アークバルカンオメガを構えた。

「アークライトオーバー。」

俺は、闇バクを狙撃した。

「ギャーッ。激。面白かったぜ。」

闇バクは、爆発して消え去った。

チャプター16

ここは、却のアジトである。

「あいつらが、明一と美佐か。クククッ。良い事を思い付いたぞ。フヒマ隊長。居たら出て来い。」

そこへ、フヒマの隊長ことフヒマ隊長が、音もたてずにやって来た。

「何でございましょうか?」

「明一という人物を幻衝怪にしてしまえ。」

「了解。却様も恐ろしい御方ですな。」

「滅ほどではないがな。さあ、作戦を実行して来い。」

「仰せのままに。」

フヒマ隊長は、消えるように去って行った。

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