ファイル13:幻衝怪の集合体
チャプター1
俺は、パトガーで街の巡回をしていた。
「何も起きていないのか。さてと、ピザでも食べに行くとするか。」
俺は、パトガーを降りてからピザ屋へ向かって走って行った。
そこへ、却がやって来た。
「クククッ。激。お前にプレゼントを用意してやった。」
「却。何を企んでいる?」
「それは、言えないな。旅に出るので、しばらくは、会えないな。」
「何処で何をするつもりだ?」
「史上最強の悪のヒーローを捜しにな。」
「そんな事、させてたまるか。」
「今は、戦える気分じゃない。またな。」
却は、消えるように去って行った。
「プレゼントか。不気味だな。全く。」
俺は、ピザ屋でピザとコーヒーを買ってから、パトガーへ戻った。
「食べ終わったら、再び、巡回でもするとしよう。」
俺は、パトガーに乗って去って行った。
チャプター2
ここは、異次元である。
「レイドへリッドよ。」
「ニュークリアー大首領。何でございましょう? もしかして、街の破壊ですか?」
「理解っているなら、それで良い。」
「仰せのままに。それでは、作戦を実行させていただきます。」
「面白い事になりそうだ。クククッ。」
「ニュークリアー大首領。あなたの正体は?」
「私は、原子から生まれた幻衝怪だ。」
「二つ無いと生まれないのでは?」
「一つでも可能なのさ。幻衝怪であって、全ての悪の組織の大首領達の神である私ならな。」
「失礼致しました。それでは、実行して参ります。」
レイドは、消えるように去って行った。
チャプター3
その頃、明一と美佐は、レイドを追って走っていた。
「レイドヘリッド。そこまでよ。」
「いい加減、逃走は、止めんかい。」
「お前らに捕まってたまるか。テン。」
レイドは、十体ものテンを召喚した。
「キエーッ。」
「明一は、レイドをお願い。」
「任しとき。ほな、行くでーっ。」
チャプター4
明一は、レイドとの対決を開始した。
「貴様。激の仲間だな?」
「それが、どないした言うんや?」
「けっ。言っても無駄か。邪幻衝。」
レイドは、邪気を想像して術を放った。
「ウワーッ。や、やるやないか。いくで。アークランサー。」
明一は、アークランサーを構えた。
「斬幻衝。アークリヴァイディング。」
明一は、レイドを斬り裂いた。
「ウワーッ。クククッ。ここまでするとは。まあ、良い。あれを実行するまでだ。」
レイドは、消えるように去って行った。
チャプター5
その頃、天衣と烈香は、街を歩いていた。
「激と連絡が付かない。」
「私もなんだ。でも、きっと忙しいんだよ。幻衝怪退治で。」
チャプター6
その頃、俺は、アークトマホークに乗って、街を巡回していた。
「激。何か来るぞ。」
「何だ、あいつらは?」
そこへ、レイドがやって来た。
「クククッ。こいつらは、幻衝怪「癒着」だ。さあ、お前の力を見せてみろ。」
「レイドヘリッド。何を企んでいる?」
「却様のやりたい事をやるまでさ。」
「キエーッ。」
「お前と言う奴は。創造神覚醒。」
俺は、アーク刑事 激に変身した。
チャプター7
「ブレードギラー。」
俺は、ブレードギラーを構えた。
「はーっ。おりゃーっ。」
俺は、次々と癒着を倒していったが、いくら倒しても、引っ切り無しに湧いてくるのであった。
「何なんだ、こいつらは? はーっ。」
「キエーッ。」
「クククッ。こいつ達は、幻衝怪の集合体。いくらでも出て来るぞ。」
チャプター8
そこへ、鈴がやって来て、癒着達を次々と一掃していった。
「シュート。」
「キエーッ。」
「激。こいつら、何者?」
「癒着だ。きりが無い。」
「何処かに原因があるはずよ。」
チャプター9
その時、俺は、レイドの鏡を発見した。
「あれが、原因らしいな。アークブラスター。シュート。」
俺は、レイドの持っていた鏡を破壊した。
「ウワーッ。ちっ。バレたか。癒着隊長。後は、任せた。」
「しょうがねえな。理解ったよ。」
チャプター10
癒着隊長は、幻衝光線を放った。
「ウワーッ。これでも喰らえ。」
俺は、ブレードギラーを癒着隊長に突き刺した。
「ギャーッ。はがれていく。」
癒着隊長は、爆発して消え去った。
「レイド。さあ、どうする?」
「あわわーっ。出でよ、我が幻衝力の元に。惑星型巨大獣帝「不正」。」
レイドは、不正を召喚した。
「グオーッ。」
チャプター11
「召幻衝。ブラフアーク。」
俺は、召喚したブラフアークに飛び乗った。
「何だ、あの球体は?」
「不正という名前らしい。」
「また、話に関係の無い。」
「とにかく倒しましょう。」
「グオーッ。」
不正は、破壊の波動を放った。
「ウワーッ。何て奴だ。」
「激。アークホークを呼んでくれ。」
「理解った。召幻衝。アークホーク。」
俺は、アークホークを召喚した。
チャプター12
「待たせたな。いつでも、いけるぞ。」
アークホークは、アークライフルに変形した。
「狙幻衝。アークブラフインレーサー。」
ブラフアークは、不正を狙撃した。
「ギュルルルーッ。」
不正は、大爆発して消滅した。
チャプター13
「あーっ。不正と密輸と殺生の象徴が。」
「レイド。観念しろ。」
「へへへーん。捕まってたまるかよ。」
そこへ、雷がやって来て、レイドに拳を決めた。
「ウワーッ。ぐへっ。」
「激。ここは、俺と鈴に任せろ。」
「却は、、武道館に居るそうよ。」
「理解った。行って来るぜ。」
チャプター14
五分後、俺は、アークトマホークに乗って、日本武道館へ辿り着いた。
「クククッ。ここまで来るとはな。だが、私は、却の影武者だ。」
「本人は、何処に居る?」
「さあな。消えてもらうぞ、激。」
却の影武者は、幻衝怪「マッド」に変身した。
「そういう事か。創造神覚醒。」
俺は、アーク刑事 激に変身した。
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課 アーク刑事 激。」
俺は、手帳を開いて見せた。
チャプター15
「このマッドには、勝てまい。アークブラスター。はーっ。」
マッドは、口から、光線を吐き出した。
「ウワーッ。俺と同じ技?」
「まだまだ、いくぜ。アークブラフスペースシャイニング。おりゃーっ。」
マッドは、俺を浄化した。
「ウワーッ。アークバルカンオメガ。」
俺は、アークバルカンオメガを構えた。
「アークライトオーバー。」
「させるか。反幻衝。アークリフレクト。」
マッドは、技を跳ね返した。
「ウワーッ。ブレードギラーとアークソードで。くっ。」
チャプター16
「ほほう。まだ来るか。ん、動かないのか? それなら、こっちからいくぜ。
アークフィスト。斬幻衝。アークグランドパイニッシャー。」
「今だ。狙幻衝。アークパルサーフルパワー。」
俺は、突撃して来たマッドを狙撃した。
「ウワーッ。や、やりやがったな。」
「さあな。次は、こっちの番さ。」
「そうは、させん。」
マッドは、口からブレスを吐き出したが、俺は、強行突破した。
「な、何ーっ? そんな馬鹿な。」
「うおーっ。はーっ。」
「し、しまった。」
「斬幻衝。アークカリバー。」
俺は、マッドを×の字に斬り裂いた。
「ヌオワーッ。」
「脚幻衝。はーっ。」
俺は、飛び上がってから、一回転してから、フルパワーの蹴りを決めた。
「ギャーッ。ま、まだだ。喰らえ。全幻衝。我と共に、消えてしまえーーーっ。」
マッドは、消え去る間際に、大宇宙を想像して術を放ってから、自爆した。
「ウワーッ。」
そして、巨大なクレーターが出来た。
「ま、また、建物が・・・。」
チャプター17
そこへ、明一と美佐がやって来た。
「激。何や、この状況は?」
「幻衝怪を倒したら、このありさまさ。」
「あ、あのね。何で、いつも、こうなるの?」
「俺に言われても、困る。」
「それは、そうと、激。これから、カラオケでも行かない?」
「良え考えや。よっしゃー。激。今から、競争しようや。」
「俺は、そういうのが苦手だ。」
「それは、嘘ね。天衣と烈香も来るって。それにアニソンが得意だって、鈴から聞いてあるし。」
「雷が言っとったで。激は、一回だけ、CDを出した事があるらしいって。」
「鈴と雷の奴。余計な事を。」
俺達は、カラオケ店へ向かった。
エピローグ チャプター1
俺は、パトガーで巡回をしていた。
「却とレイドは、一体、何処に?」
俺は、パトガーを降りて、地下鉄の駅へ向かった。
「さすがに、この駅は、今でも迷うな。」
俺は、自動販売機で、ピザとコーヒーを購入した。
「意外とうまいな。そろそろ、行くとするか。」
場所は、何処かって? それは、秘密事項なので、言えないな。
チャプター2
休日は、何をしているかって?
TVゲームか映画鑑賞ぐらいだな。
ライブに行く事もあるけどな。
誰のライブかって? 恥ずかしくて、言えない。想像に任せるぜ。
じゃあな。近いうちに、この話の続編を話すとしよう。
それまで、元気にしてろよ。またな。
チャプター3
激。待てよ。あーっ。行っちまった。
激の走る速さは、電車より速いからな。
ああ、失礼しました。
これで、第四章は、終わりです。
中途半端ですが・・・。
激達の年齢は、不詳です。
妄想キャラクターですので、あしからず。
それでは。
アーク刑事 激 第四章 終
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