ファイル7:強敵ムジナ
チャプター1
ここは、却のアジトである。
却は、ソファーで寝ていた。
そこへ、壊がやって来た。
「却様。幻衝怪「ムジナ」を連れて参りました。御挨拶を。」
「却様。初めまして。ムジナでございます。早速、御命令を。」
「それは、まだだ。幻衝怪「首無し武者が失敗したその時は、依頼する。待っていろ。」
「仰せのままに。それでは。」
ムジナは、消えるように去って行った。
「却様。あなたの株のみが上がるように手を打っておきました。」
「壊。良くやった。だが、お前の出番は、もう少し後だ。」
「了解しました。それで、私は?」
「心配するな。体でも鍛えていろ。」
チャプター2
ここは、署である。
俺は、ピザを食べながら、トイレ掃除をしていた。
そこへ、美佐が頭を抱えながら、やって来た。
「美佐。どうかしたのか?」
「のかじゃなくて、どうして、ピザを食べながら、作業をしているの?」
「気にするな。もうすぐ、終わる。」
そこへ、明一がやって来た。
「器用な奴やな。普通は、出来へんで。」
「終わった。寝るぞ。」
俺は、コーヒーを飲んでから眠った。
チャプター3
「ねえ、明一。激の部屋って、ピザ臭いのかな? 知らない?」
「わいが知っとる訳無いやろう。それに、聞く訳にもいかへんし、どないする?」
「俺の部屋か。体中、ピザ臭くなっても良いのなら、来てくれ。大歓迎だ。」
「止めておく。体に悪そうだし。」
「わいも遠慮しとくで。済まん。」
チャプター4
その頃、首無し武者は、千葉に居て、十体ものテンFと一緒に、街を破壊していた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「クククッ。もっと破壊しまくれ。」
「キエーッ。」
「激。大変よ。首無しの武者が。」
「理解った。場所は、この辺りか。」
俺は、パトガーに乗って、そこへ辿り着いてから、首無し武者の元へ向かった。
チャプター5
「そこまでだ、幻衝怪。」
「来たか、激。テンFども、行け。」
「キエーッ。」
「アークブラスター。シュート。」
俺は、テンF達を狙撃した。
「キエーッ。」
「行くぞ。斬幻衝。フハハハーッ。」
「アークフィスト。アークエッジ。斬幻衝。アークカリバー。」
俺は、首無し馬にまたがって突撃して来た首無し武者を×の字に斬り裂いた。
「任務完了。」
「ギャーッ。」
首無し武者と首無し馬は、爆発して消え去った。
チャプター6
そこへ、幻衝怪ムジナがやって来た。
「激。喰らえ。火災旋風。」
ムジナは、炎の竜巻を放った。
「ウワーッ。こ、この技は?」
「次は、キルロケットとてっそブラスター。」
ムジナは、二つの技を同時に決めた。
「ウワーッ。速過ぎる。ぐはっ。」
「クククッ。止めだ。斬幻衝。アークグランドパイニッシャー。でやーっ。」
ムジナは、俺を斬り裂いた。
チャプター7
その頃、天衣と烈香は、署に居た。
「激。まだ、帰って来ないね。」
「何かあったのかな? 気になる。」
俺は、白い空間で目を覚ました。
「ここは、何処だ? 進んでみよう。」
俺は、とりあえず、走ってみた。
「何も無いみたいだな。ピザでも持ってある訳ないか。」
俺は、もう少しだけ、走ってみた。
「出口は、無いみたいだな。でも、ここから出て、ムジナを倒さないと。」
チャプター8
その時、空間に裂け目が出来た。
俺は、とりあえず、そこへ飛び込んだ。
気が付くと、俺は、津田沼に居た。
「どうして、俺は? それより、ムジナを捜そう。召幻衝。アークトマホーク。」
俺は、召喚したアークトマホークに乗って、ムジナ捜しを開始した。
「何処ら辺に居るか理解るか?」
「たぶん、印西市だ。行くぜ。」
俺は、そこへ向かった。
チャプター9
ムジナは、街を破壊していた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「クククッ。もう、激は、居ない。さあ、騒いで叫べ。消してやるからさ。」
俺は、ムジナの元へ辿り着いた。
「そこまでだ、ムジナ。」
「て、てめえは、あの時、倒したはず・・・。」
「俺は、そう簡単には、負けねえよ。いくぜ。創造神覚醒。」
俺は、アーク刑事 激に変身した。
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課 アーク刑事 激。ムジナ。お前を逮捕する。」
チャプター10
「激。水中で勝負だ。フハハハーッ。」
ムジナは、印旛沼へ飛び込んだ。
「流幻衝。神幻衝。ビスマルクモード。」
俺は、ビスマルクモードになった。
「喰らえ。キルロケット。」
「アークパルサー。フルパワー。」
俺は、ムジナの技を打ち消した。
「クククッ。水幻衝。」
ムジナは、水を想像して術を放った。
「ウワーッ。雷幻衝。風幻衝。」
俺は、雷と風を同時に想像して術を放った。
「ウワーッ。クククッ。海幻衝。」
ムジナは、津波を想像して術を放った。
「ウワーッ。」
俺は、アークスプラッシャーにアークランサーを合体させて、アークスプラッシャーオメガにした。
「アークスプラッシャーオメガ。」
俺は、アークスプラッシャーオメガを構えた。
「アークスプラッシュオーバー。」
俺は、ムジナを狙撃した。
「任務完了。」
「ギャーッ。」
ムジナは、爆発して消え去った。
チャプター11
そこへ、レイドがやって来た。
「またしても。くっ。巨幻衝。」
レイドは、ムジナを蘇生し巨大化させてから、佐倉市に出現させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。アークビースト。」
俺は、召喚したアークテリオンに飛び乗った。
「アークモード。」
俺は、アークテリオンを人型に変形させた。
「アークフリート見参。」
チャプター12
「クククッ。喰らえ。火災旋風。」
ムジナは、炎の竜巻を放った。
「ウワーッ。」
「アークタイダルブリザード。」
「アークショックランサー。」
アークタートルとアークジラフは、次々と技を決めたが、ムジナには、通じなかった。
「クククッ。いくぜ。キルロケット。」
ムジナは、幻衝力のロケットを放った。
「ウワーッ。くそっ。何も効かないのか?」
チャプター13
そこへ、アークホークという名のアークビーストが出現した。
「激。初めまして。さあ、私を使え。」
「理解った。で、どうするんだ?」
「銃幻衝。アークライフル。はーっ。」
アークホークは、ライフル状に変形した。
「アークライフルか。何か良いぜ。」
「そんな物が効く訳無いだろう。てっそブラスター。おりゃーっ。」
「狙幻衝。アークシャドースナイパー。」
アークフリートは、突撃して来たムジナを狙撃した。
「これは、予想していなかったぜーっ。」
ムジナは、爆発して消え去った。
チャプター14
そこへ、壊がやって来た。
「クククッ。おめでとう。激。降りて来い。」
俺は、アークフリートから飛び降りた。
「壊。何をしに来た?」
「場所を変えるぞ。」
チャプター15
俺と壊は、八幡へ瞬間移動した。
「クククッ。激。ここで、勝負だ。いくぞ。変身。」
壊は、ゲマトリック刑事 壊に変身した。
「壊。何を企んでいる?」
「ゲマトリック刑事 壊。」
「答えになっていないぞ。」
「消えてもらうぞ、激。クククッ。」
壊は、ゲマトセイバーとゲマトエッジとゲマトパルサーを合体させて、一つにした。
「ゲマトリックバズーカ。」
壊は、ゲマトリックバズーカを構えた。
「ゲマトリッククエーサー。」
「ウワーッ。何て破壊力だ?」
俺は、変身が解けて気絶した。
「私のこの技を防げた者は、一人も居ない。もう、二度と邪魔だけは、するなよ。その時は、
もう、どうなっても知らんぞ。フハハハーッ。」
壊は、消えるように去って行った。
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