異世界登校 ~学校行きたくなくてトボトボしてたら異世界についたわヽ(o´3`o)ノ~
@tonari0407
夏休み明けはゆううつ過ぎる……だりぃ行きたくない( -д-)トボ トボ トボ……
バカみたいに青い空を見上げながら、俺はトボトボと通学路を歩いていた。
今日は9月1日、夏休み明けの最初の日。
昨夜、死に物狂いで終わらせた宿題は、一目見ればてきとーにやったことがバレる出来映えだ。
昨日ではない、昨夜だ。正確にいえば0時を越えていたので今日になる。
よって俺は寝不足でダルかった。
仲の良い友達がいるわけでもない。部活に燃えているわけでも、もちろん勉強が好きなわけでもない。
学校は俺にとって
俺が人類史上最高に遅い速度で歩いているのも、仕方がない。
だって行きたくないのだから。
トボ ト ボ ト…… ボ……
はたから見たら
笑いたきゃ笑うがいいさ。
教室で人の笑い声を1人静かに聞くよりかはマシだ。
俺はゆ~っくりと足を踏み出す。
右足はマンホールに着地。
左足はこれまた、の~んびりとマンホールの上におさまった。
「はぁ……」
まるいフタの上でため息をついた俺の身体はふかふかな光に包まれ始める。
「 んぐっ?! もっ、ふもぉ~! 」
恥ずかしい声と共に俺はどこかに登校した。
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