20. 荒野の七人(1960年、アメリカ)

 またまた古い映画ですが、超有名な映画。


 元々、この映画自体、古い西部劇が好きな、私の父が見ていたのを、私も見たのが始まりだった気がします。


 監督は、ジョン・スタージェス。主演は、ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンなど。


 もちろん、よく知られていて、ご存じだと思いますが、元ネタは黒澤明の映画「七人の侍」。それを西部劇にアレンジした作品。


 主人公格とも言える、クリス・アダムス(ユル・ブリンナー)が「七人の侍」の勘兵衛に当たります。


 個人的には、幼い頃に見た記憶として、「チャールズ・ブロンソンの巻き割り」シーンが強く印象に残ってまして。

 あの力強い身体で、豪快な巻き割りってのがなんか印象に残りました。


 主役のユル・ブリンナーはカッコいいし、スティーブ・マックイーンもジェームズ・コバーンも、若くてカッコいいんですけどね。


 ちなみに、かつて有名な1990年代の名馬「メジロマックイーン」の名前の由来が、このスティーブ・マックイーンなんだとか。時代を感じますね。


 なお、西部劇という題材である以上、エンターテインメントとしては仕方がないとは思いますが、実際の西部開拓時代における、リボルバー銃の命中精度というのを調べたことがあります。


 実際には、今の銃より扱いにくく、かなり命中精度が悪かったんだそうです。おまけに暴発する危険性もあり、実際に間違って自分の足を撃ったなんて、痛すぎる話も残っています。


 まあ、映画は娯楽なんで、そんなことやってもカッコ悪いだけで、やらないんでしょうけどね。

 ピストルの音が、いかにも昔の映画っていう感じはしますね。


 今の映画だと「パン」みたいな乾いた音で、こっちの方が恐らくリアリティはあるでしょう。もっとも、実際に銃を撃ったことはないし、リボルバーも触ったことないんですが。


 本当は、グアムに行って、銃を撃ってきたい(グアムでは観光客に銃を撃たせる施設があるとか)と思ったことがありましたが、それもコロナのせいで、台無しになりまして。いつかやりたいです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る