ゲーム『ファイアーエムブレム エンゲージ』
2023年1月発売のNintendo Switch用シミュレーションRPG。
最初はストーリーを楽しむためにさくっと進められる難易度ノーマル。古参エムブレマーとして譲れないクラシックでスタートです!
あくまでシリーズのファン、古参エムブレマーの感想であることをご承知おきください。
「エムブレム・エンゲージ!」とか叫んでプリキュアみたいに変身したりマルス王子とかをスタンドみたいに使うけど、ストーリーじたいはわりと普通にファイアーエムブレムでした。
普通に面白かったです。
各国で守り伝える伝説の武器って概念は今までのFEでもよくあるものだったし、それが指輪に置き換わった程度の問題でした。
そんな拒絶する程のものではなかったわ。
「エンゲージしよう!」「エンゲージするんだ!」とか言われる度に「お、おお」ってなったけど。大したことではない。
各国から兄弟やら姉妹やらの王族が二人ずつ、王族一人に対し部下が二人必ずくっついてくる、というメンバー構成。
出撃枠が足りませんでした。
あとお金も足りない。資金繰りが結構苦しい。
各国のお世継ぎが雁首揃えて神龍様が率いる軍で金が足りないってどういうことなの……。誰か横領とかしてないか?
まあとにかく結構楽しみました。
ちょっと心配していたストーリーもね、こんなもんではなかろうか。
単純明快でわかりやすいストーリーだったと思います。
こねくり回した挙句ツッコミどころだらけとかより全然アリだと思います。
ある日どこぞの国が、あちらの国に攻め入ります。
攻め入るどこぞの国ではなんか王様が急に人が変わったようになったらしい。FEではよく聞く話です。
わかる。結構人が変わるよね。そうそう。あるある。
そんで、各国で保管している伝説の武器、今回は指輪を集めたりしているようだ。このあたりもFEではよくある。
心変わりした王様のバックにはなんか怪しげなやつらが蠢いていて、なんか四天王的なキャラとかいる。わかる。FEではお馴染みのやつね。
っていうわけです。
これはもうそういうものなんで、何がどうとか言う気も起きない。
いいじゃん王道でブレないストーリー展開。最初から全部見えてるその通りに事が進む。良いと思います。もうね、こういうのでいいんです。
凝ったシナリオはもちろん好きだけど、別に凝ってなくてもいいんだよ。
破綻さえしてなきゃね。ツッコミが止まらないとかでなけりゃね。
もう途中で、なんで戦争してたんだか思い出せないとかでなければいいんだよ。
隣の大陸まで何で攻め込んでいったのかちょっと思い出せないのは私の記憶力のせいだろうか、なあ聖王陛下。
いや、わかってる。
今日私がまだこうして次のFE新作を待つことができるのは、例のあの作品のおかげだと重々理解しておりますとも。ごめんなさいね!
特に私は某作の、結婚して子供ユニットが出てくるくだりが全力で受け付けなかったタイプなので(まだ言うか)、今作はとてもよかったです。
なんかもう恋愛とかもしなくていいのでこれでいい。支援会話でいちゃつくぐらいは許せるけど、ペアエンドも別になくていいからこれでいい。問題ない。
過去作で急に一人前で出てくる子供たちが気持ち悪すぎて、仕様とはいえそれを受け入れる親たちも尋常でなく気持ち悪い。なんかもうグロい。ほんとむり。ってなった私はこれでいいと思いました。(すまんて)
とはいえこうして今も新作が出てくるのはあれらがあってのことだというのも承知しています。(葛藤)
だがそれで余計に複雑だ……好きな人にはごめんだよ。
指輪をして戦闘を重ねることでスキルを覚えたりする、ってなんかこういうのどっかのRPGでもあったな。なんかそういうのもいいと思いました。
クラスと指輪の組み合わせで戦略の幅が広がるし、何も考えず脳筋プレイもいけるしね。
もう基本脳筋プレイですけどね。
お気に入りのキャラとかユニットってのが今回は特にいなかったかな。
だってみんな子どもじゃん。みんな微笑ましくてみんな可愛かったと思います。(老人の感想)
どうしても印象がおままごとみたいでね、さすがにちょっと感情移入はできかねる。
まあ必ずしも感情移入など、必要な要素ではないから。
とりあえず王族で邪竜狩りに勤しみました。王族+守人双子+踊子ときどきユナカ。
そうするともうそれ以上出撃枠ないので、それで押し通した。
なんかもうキャラもストーリーも味付け程度でしたが、それはそれで良かったと思っています。
欲したのはFEをプレイした感。
FEをプレイしました。
シナリオに重きをおくならちょっと厳しい。
キャラは個人の嗜好によるでしょうからなんとも。私の好みではなかったが、雑音と思うほどでもなく無味無臭。
遭遇戦はクソだと思いましたが、FEの醍醐味であるシミュレーション部分、戦闘と育成は楽しみました。
どこに重きを置いてゲームをするかによって、評価は変わるゲームだと思います。
以上。
この作品を肥やしとして、再び古参エムブレマーが喜ぶ作品がでてくることを期待しています。(偉そう)
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