袋麺『ホンコンやきそば/エスビー食品』
とうとうインスタントの麺について語り出したぞ。
昔から食べている袋麺です。
とてもおいしい。
最近ではそんなに袋麺食べないんですけど、ホンコンやきそばはわりと常備してます。
たまにものすごい食べたくなる時がある。
中華コック長という、今描いたら物議を醸しそうなイラストが描かれたレトロパッケージ。
私が子どもの頃から変わらぬ味なのはまあいいとして、パッケージも変わっていない気がしています。まあ当世風に変えられても困惑しかありませんけど。
この噓くさい中華コック長がつくる、嘘くさいホンコンを味わいたいので、ぜひとも変わらないでいて欲しいところです。
パッケージと同じくレトロな味がします。レトロでジャンク。
袋に入っているのは味付きの揚げた麺と、青のりのふりかけ小袋のみです。
フライパンにカップ一杯分の水を沸かし、そこに麺を投入。麺にはあらかじめ味が付いていますので、沸いた水に染み出した味が再び麺に戻ってゆくのをぼんやり眺めてしばし待つ。
水分がなくなるまで炒めたら……炒めるでいいのか……? とにかく水分がなくなったらできあがり。
好きなびちょびちょ具合に仕上げてください。私はちょっとかさかさぐらいが好きです。
うちの母親はわりとびちょびちょで食べてます。好みっていうか、ただのせっかちだと思うけど。笑
最後に付属のふりかけをかけたら、あとはおいしく食べるだけ。
ちょっとスパイシーでおいしいです。
キムチとタマゴとか、ネギとか、アレンジは自在……なんですけど、なんですけどね。
私としては、何もしないでくださいの気持ちしかない。
豆板醤とか七味とかレッドペッパーとか、辛みを足す程度でいって欲しい。
なるだけホンコンやきそばそのままで味わいたい。
口いっぱいに頬張れば、そこはもうホンコンだから。
香港ではありません。ホンコンです。
これが開発された当初は、香港ってきっとこんなじゃね?
みたいなことで、よく知らない異国文化を思って「ホンコン」とかって付けたんじゃないかと……、想像が膨らみますね。
たぶんだけど、まったく香港ではない。
知らんけど。
「ホンコンは様々な中華料理を味わえる都市。その中華料理の調理法に習い、豚のだしとコシのある麺の食感にこだわりました。」
とか、袋の裏に書いてあるけど「またまたー(笑)」みたいな気持ちしか湧かない。笑
…………………………………………コシ……?
公式によると、宮城県、大分県の一部、および北海道で発売しているそうです。
北海道で焼きそばって言うと、有名なのは焼きそば弁当かな、と思います。
私がカップ焼きそばを買う時は九割焼きそば弁当。
その焼きそば弁当ほどの知名度ではありませんが、なんかずっとあるのがホンコン焼きそば。
とにかくずっと変わらずあり続けている。
ずっとわけのわからない「ホンコン」を提供し続けている。
道民でも「知らん。何それ」って言う人が結構いるので、一部の人の支持が盤石なのでしょう。
知らんけど。
ちなみに私が買う時は五個入りのパックを買ってます。
一部に熱狂的な支持者がいると噂されるホンコンやきそば。
広く支持されようなどという欲をミリも感じさせないところも好きポイント高め。
おすすめは特にしない!
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