映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

永遠のスーパースター、トム・クルーズ主演。2015年公開の『ミッション:インポッシブル』シーリーズ5作目です。


なんでいきなり5作目?


私がシリーズで一番好きなのがコレだからです。


初っ端からクライマックス。

予告やフライヤーなど宣材として散々使用された飛行機に貼り付くイーサン・ハント、まさかの冒頭で登場。しかも直接シナリオに絡まないシーン。トムまじか。

自分でアクションするで有名なトム・クルーズですが、シナリオに直接絡まないシーンでも身体張るのまじですげえな。これがスーパースター、トム・クルーズのスター力……。

そして「ベンジー」が連呼され過ぎて、ここで「ベンジー」が頭にこびりつく。

登場人物の名前を覚えるのが苦手な私もここでちゃんと覚えられる親切仕様です。


でっでっでっでーで でっでっでーで でっでーでっで

で有名な『スパイ大作戦』ですね。その名は知らなくてもこのメインテーマは誰しも一度ぐらいは聴いたことがあるのではないでしょうか。

でででで言われてもわからんとか言ってくれるな。さみしいだろ。


『ミッション:インポッシブル』で『トム・クルーズ』。この時点である一定の面白さが保証されていると言っても過言ではない。さすがです。

まあ、何と言ってもトム・クルーズですから。

あの顔でドヤされたらなんかもう「お、おう!」ってなっちゃうんですよね。だってスーパースターだから。

それを抜きにしても、このローグ・ネイションは面白いけどね!


ウィーンの劇場、オペラ・トゥーランドットの上演中、黄色いドレスで首相を狙撃しようと銃を構えるイルサが好きです。

いや、このイルサ好きじゃない人いる? いなくない? 脚だよ脚。あの脚がよ。な?

あの音楽と、黄色いドレス、フルートな銃に鷲掴みですよ。


後はもう、タイトルに恥じない不可能インポッシブル任務ミッションをトムが次々とカッコよくこなしていきます。

最早、インポッシブルってなんだっけ? な勢いですが、そこはそれ、まあ予定調和とか様式美とかそういうやつですよ。

野暮なことは言わず、エンタメとして楽しめた方がお得です。ドキドキしながら楽しみましょう。


そうは言っても、さすがの『ミッション:インポッシブル』ですから、スリリングなシーン、派手なアクション、カッコよく、時に笑いも上手いこと織り交ぜて、これでもかと魅せてくれます。


女スパイのイルサに、お馴染みのベンジー、ルーサー、ブラント、そして主役のイーサン・ハント。キャラクターももちろん、最高に魅力的です。その掛け合いもいいよね。

しっかりばっちり面白いので、安心して身を委ねられます。


スパイってもっと地味では……? とか、そういう現実的で面白くないこと言うんじゃないよ。スパイ映画だって派手に行こうぜ! 火薬だ! 火薬持ってこい!


はい、そんなわけで『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。

別にシリーズ一作目から見てないとわからん、とかないので、いきなり5作目のこれだけ見ても普通に楽しめます。

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