映画『キングスマン』
Manners Maketh Man.
「マナーが作るんだ、人間を」
意味が分かるか?
噛み締めるべき言葉ですね。Twitterとか眺めてると特にそう思います。
さて、そんなわけで『キングスマン』です。
2014年の映画ですね。え、まじか。
威風堂々をそんな風に使うなw で知られる英国紳士のトンデモスパイアクション。
シリーズ三作ありますが、ここで語るのは一作目です。ご留意ください。
私ゴア描写とか好きじゃないんです。残酷切株エログロナンセンス、そういうの無理。
で、そういう香りがする作品については基本的には避けて通ります。
なのでたぶん『キングスマン』ね、通常ならこれ、私は手を付けない作品なんです。
でもなんで見たの? と問われれば当時周囲にいた観た人たちが軒並み絶賛した「スパイ映画だから」です。これに尽きる。
スパイ、いいですよね。諜報機関、秘密諜報員、スパイグッズ、心躍るね。007にMI:6、コードネーム U.N.C.L.E.も好きです。続編はまだか?
『キングスマン』はこれでもか! とスパイもの好きの心をくすぐるガジェットが搭載されています。とても楽しい映画です。
そう、とても楽しい映画なのです。
制作側の、好きなものたくさん詰めてやったぜ! おもしろいだろ! な! っていう気持ちが伝わってくる映画です。
そういうのいいですね。
まあ私的に引っかかるところが無いとは言わない。
悪趣味で下品過ぎだろどうかと思うわー、な部分はある。暴力描写も例の花火シーンも、最後の尻のくだりも。
ただ、この映画にとって必要な描写、やりたかったことなんだろうとも思います。
後は見る側の私が許容するかどうかですよね。
……うーん……………………………面白いからおっけーです!
いいよもう、だって面白いんだもん、しょうがないじゃん!
私はこの映画を観て、「面白い」の強さを再確認しました。
圧倒的な面白さを前にすれば、好みなど些細なことです。何なら多少の倫理観とて吹き飛ぶわ。多少だぞ、多少な。
とにかくこの映画は楽しくて面白いです。
それでも最初見た時、あの雪山のシーンですね。あそこで一回後悔はしました。「あ、これ無理かも」って。
それでも最終的には「ちくしょう……面白かった……」となり、パンフを購入し、物凄い満足感と共に劇場を後にしました。Blu-rayはプレミアムエディションを所持しています。大分好きじゃねーか。
大好きだよ! 悪いか!
好き過ぎて、そしてハリー・ハートに憧れて、アイリッシュパブでギネスに挑んだりもしました。苦くて無理でした。フィッシュアンドチップスはおいしいから好きです。
そもそもビールも苦くて無理なのに、なんでいけると思ったのかわからん。いや、いきたかったんだよね。わかるよ私。
基本お酒飲まない私には、ビッグマックを食べるしか道が残されていない。ピクルス抜いてください。
この映画を見てスーツをオーダーメイドしようと考えた人も多いかと思います。私とか。
結局してないけど。いつかしたいです。
もちろん三つ揃えな。黒のシャドーストライプで、スーツと同じ生地の包みボタン。ジャケットの裏地は派手な柄物で、内ポケット付きね。
この映画のスーツ、本当にかっこいい。その着こなしも注目です。
そして中の人、コリン・ファースもかっこいいですよね。立ってるだけでもその佇まいに痺れるけど、アクションもかっこいい!
中盤の教会のシーン、好きじゃないけどすごく好き!
あとフューリー長官が楽しそうで何よりです。レッツパーリィィィィィ!
とにかく最高に楽しい、アガる映画です。
難しいことは一切考えず、楽しい! って思えたらハッピーじゃん。
部屋いっぱいにズラリと並ぶスパイグッズ!
あれにロマンを感じないわけがない!
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