多色人生RPG

@moyasi0303

第1話 誕生(#ffffff)

私/僕は目を覚ました。決して何かをサボる理由で寝ていたわけでない。ただの仮眠だ。そしたら唐突に聞かれた。


「今の君は何色?」


寝起きにはかなり難しい質問だと思った。

初めは「は?なんでそんなこと聞くの?」と聞き返そうになってしまそうになったが、よくよく考えたらこんな下らない質問の理由を真面目に答えても仕方あるまい。だが、質問をされたからには真面目に答えようと思いこう答えた

「(選択肢{真っ白・情熱の赤・明るい黄・静かな青・真っ黒}かな」と。


{真っ白}を選択した時の反応

「君はまだまだこれからなんだね」と返ってきた。褒められたのかはよく分から分かっなかつたたが取り敢えず「ありがとう」とだけ返事をした。そしたらだんだんと世界が真っ白に染まっていった…


{情熱の赤}を選択した時の反応

「君はとても熱意に燃えているね」と返ってきた。褒められたと思い、「どういたしまして」と返事をした。そしたらだんだんと世界が情熱の赤色に染まっていった…


{明るい黄}を選択した時の反応

「君は明るく元気に輝いているね」と返ってきた。今の自分が「元気」かどうかは置いといて、「はい!」と返事をした。そしたらだんだんと世界が明るい黄色に染まっていった…


{静かな青}を選択した時の反応

「君はとても落ち着いているね」と返ってきた。褒められたのかはよく分からなかったが取り敢えず、「そうかもしれないね」と返事をした。そしたらだんだんと世界が静かな青色に染まっていった…


{真っ黒}を選択した時の反応

「君はとても熱意に燃えているね」と返ってきた。褒められたと思い、「どういたしまして」と返事をした。そしたらだんだんと世界が情熱の赤色に染まっていった…



What color did you choose?

(あなたは何色を選んだ)


              第2話に続く…

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