第三幕完結お疲れさまでした。
全体的にはクトゥルー神話をベースにしているので、おどろおどろしかったりヒヤッとする描写も目立つのですが、所々差し挟まれたユーモアでクスッとしたり、愛嬌たっぷりの神話生物たちの姿に和んだりと、今回も面白かったです。
第十幕の癒し枠は、個人的には文吉君とイサナ君でした。明日二郎君も良い味出していたのですが、イサナ君の無邪気さが特に目立ったかなと思った次第です。
取り敢えず今日一郎君と母親の澄さんは幸せに過ごしてほしいなと思っている次第です。中々に大変な事かもしれませんが……
第四幕の開幕、心よりお待ちしております。
作者からの返信
イサナ君は、回想にのみ登場した『囲瑳那』よりも悲しい結末となってしまいましたね。
澄と今日一郎(維婁馬)がどう立ち直るのか。
播衛門と瀬戸 宗磨がいかなる手を打って来るのか。
今後に注目して頂ければと思います。
第四幕の第十一章では、遂に宮森の秘密が明らかとなります。
クトゥルー神話の、ある意味定番ともいえる展開ですが、『鎮西八郎の竜退治伝説』とも絡ませていますので、既存の伝説・神話(そして水棲生物……)との融合を楽しんで頂ければと思います。
斑猫 様、第三幕を読了して頂き本当にありがとうございました。
第3幕、楽しませていただきました。
クトゥルフ神話を題材にしている以上ある程度予想できたことですが、色々きつい展開になってしまいましたね。
瑠璃家宮や外法衆もいろいろやってくれますが、托卵されている瑠璃家宮も哀れと言えば哀れ。
宮森氏も、もはや正義の味方とはいい難い状況だし、色々複雑です。
その上、裏で暗躍している連中もいるし……。
まだまだ、物語は続くものと思います。
楽しみに待たせていただきます。
作者からの返信
一気読みして頂き、誠にありがとうございます。
ふじ を手にかけざるをえなかった宮森。
彼の想い使命は、きっと次世代の勇者に引き継がれることでしょう。
次章では、遂に宮森の出生の秘密に迫ります。
既存の神話ともバッチリコラージュしていますので、その絡みを堪能して頂けたら幸いです。