4日目 キッチンの中ではキチンと!キッチンだけに!

「はい、料理お願いねー」


「はーい」


 今私の前……キッチンで盛り付けをしているのは白熊木ハグマキさん。店長には雇用とかで下の名前を嫌嫌言ったらしいけど、店長以外は知らません。


「……白熊木さん」


「やだよ」


「まだ何もいってません」


「今日も僕の下の名前聞こうとしてるだけでし

ょ?」


「な、何故それを……!?」


「バレないと思ってたのか……」


 どうやら、白熊木さんは鋭い洞察力を持っているようです。


「ま、ちゃんと働いてたら教えるかもねー」


「ちゃんと働く……頑張りますっ!」



〜休憩時間〜


「白熊木さん!私働きましたよ!」


「うん、そだねー」


「……?なんの、はなし?」


「ちゃんと働いたら下の名前を教えてくれるって白熊木さんが言たんですよ!」


「……なるほど」


「いや、十時さん、違うよ。


 全く……夏目ちゃんに間違ったことを教えちゃいけないよ?信じやすいんだから」


「いや事実なんですけど!?」


「教える『かも』だからね?」


「……」


「白熊木、性格悪い」


「夏目ちゃん!?」


 その後、白熊木さんと夏目さんと楽しく話して、休憩をあがりましたとさ。


 ……あれっ名前は!?



――――――――――――――――――――――

次回へ続く



~人物紹介~


白熊木ハグマキ ???

性別 女 年齢 ?? 誕生日 ???

職 ????(アルバイト)

好きな言葉『徹頭徹尾』

座右の銘『穴があったら(誰かを)落としたい』

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