第142話 「小説家になるのは、大海の一針」

海に落とした一本の針。

それを探し出すなんて

ほとんど不可能だろう。


それと同じくらい

自分の書いた言葉が

多くの言葉に埋もれている。


たとえこのまま

海の底に沈んだままだとしても

そこに存在していることが

ありがたいのです。



月猫散文ノート☆彡



*大海の一針

 海に落とした一本の針を見つけるくらい人間に生まれることは難しい。

 



 

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