第133話 「短歌」⑩
朽ち果てた家屋の中に残されたアルバムを手に泣く。むせび泣く
地震さえいや津波さえ来なければこのアルバムも鮮やかなまま
張りぼての安全神話まだ
清濁を併せ呑む者道しるべ
錆びついた刃で物が切れぬよに錆びた心で感動生まれず
月猫散文ノート☆彡
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます