泥喫い

Onfreound

 虹が滲んで夕方過ぎて

 白けはしない月曜日

 酔って踊れば夜は越えていて

 覚えていない泥の味


 潮はなくとも立つ白波が

 刎ね跳ね上げた蝉羽月

 恋しい頃しか流れぬ仕様

 消暑にゃ足りない泥の水


 場違い故に罰が当たるか

 ツキ欠けた金が汚いか

 傷付く前に気付く終わりに

 改悛もしない泥の跡


 期待なく戯く泥の坊

 明日の奴隷は夜寝出来ず

 夏季休業の白粉が

 盃損ない月隠り

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泥喫い Onfreound @LieWound

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